多摩市の保養所「八ヶ岳少年自然の家」とは
数年前から、実家の一族の例年の恒例となったのが、この「八ヶ岳少年自然の家」の旅行。避暑地といえば、軽井沢が有名ですが、涼しさでは八ヶ岳も負けてはいません。8月でも本当に涼しくて、朝と夕方は寒いくらいです。
住所:長野県諏訪郡富士見町立沢字広原1-1205
この施設は、東京都多摩市が運営している青年の家なのだが、市外の利用者でも予約が可能という嬉しい施設です。多摩市民であれば3ヶ月前、市外の住民であれば、2ヶ月前に電話をすると予約ができます。
電話番号:0266-66-2036
受付時間:8時30分~17時30分(土曜・日曜日、祝日も可)
最大のメリットは、何と言っても抜群のコストパフォーマンス。
使用料
費用は以下の通り。多摩市民でない場合は宿泊費が倍の価格だが、そもそも数百円レベルなので、とにかく安い。
項目 | 多摩市民 | 多摩市民以外 |
---|---|---|
宿泊費用/泊 | 大人600円 小・中学生300円 幼児無料 |
大人1,200円 小・中学生600円 幼児無料 |
体育館 | 半面1,000 円、全面2,000 円 | 半面2,000円、全面4,000円 |
野外炊飯場 | 1かまど 200円 | 1かまど 400円 |
家食事料 | 朝食 410 円 昼食 460 円 夕食 820 円 |
朝食 410 円 昼食 460 円 夕食 820 円 |
小中学校の林間学校を思い出す施設
みんなの憩いの場、玄関ホール。テレビ、自動販売機、自由に読める本、新聞、売店、事務所などがある。施設内で唯一ソファがあるのもここ。無料Wifiもここだけ繋がります。また、タブレットも頼めば事務所で貸してもらえます。
事務所の窓口が開いている時間は、一応売店もあって、お土産を購入することもできます。まあ、使いませんでしたが。笑
天気予報が結構重宝しました。山の天気は本当に変わりやすくて、雨が降ったりやんだり、突然晴れたりとかなり目まぐるしく変わりました。
宿泊利用者は、チェックイン後の5時にオリエンテーションが行われます。
宿泊施設はこんな感じ。畳の上に布団を敷いて寝ます。今回は、一族20名で一部屋だけを借りて過ごしました。
長い廊下は歩くとギシギシと音を立てます。また、山の斜面に施設が建てられているため、階段を上り下りする必要があります。
施設は長細い形になっているため、歩くのも結構大変。笑
図書室もあって、結構本が充実しています。まあ、ここまで来て本をじっくり読むということはありませんが。
食堂と食事はまあまあ。期待しない方が無難。
食堂は、朝食、昼食、夕食と特定の時間だけ開いていて、それ以外の時間は閉まっています。メインディッシュ以外の食事は、基本的にはセルフサービスです。
これは二日目の朝食。
夕食はこれ。味は、まあ給食に毛が生えたレベルと申し上げておきましょう。美味しいものを食べたい人は外食してもいいと思いますが、あまり周囲に選択肢がないものまた現実です。
バーベキューも楽しめる
ちょっと歩いたところに屋根付きの野外炊事場も完備されていて、バーベキューも楽しめます。食材の準備から機材まで、全部施設側で用意して貰えるのでとてもお手軽。
野外水事情までは徒歩3分くらいでしょうか。雨が降っていると移動が大変ですが、万が一の場合は下まで車で移動することもできます。
かまどはこんな感じ。
食材と炭、着火剤、うちわなどはすべて施設が用意してくれますが、軍手は自分たちで持参する必要があります。
着火剤は小さくて、毎回着火に苦労しているので、これも自宅から少し持って行った方が良いかもしれません。
食材はすべて大人一人単位となります。子供がいる場合は二人で一人にする等の調整が必要です。今回は16名で9人分を注文してちょうどよかったです。ただ、焼肉のタレが全然足りませんでしたが。。
八ヶ岳エリアに行くのであれば、こちらのガイドがお供に最適です。