名古屋方面から都内へ帰る道中、無料でかんてんゼリーが食べ放題だという、伊那食品工業のかんてんぱぱガーデン工場見学に行ってみました。

かんてんぱぱガーデンとは

かんてんぱぱガーデンとは、かんてんぱぱを販売する伊那食品工業の本社と一体化した巨大な見学施設です。伊那食品工業の年商は190億円くらい。

場所ですが、結構すごいところにあります。周辺には観光地らしきものはあまりなさそうなので、諏訪湖観光とセットで考えると良いかもしれません。

住所は以下の通り。
所在地: 〒399-4432 長野県伊那市東春近木裏原10695−1

以下がガーデン全体の地図です。赤いところが今回立ち寄った場所。営業時は 9時00分~18時00分までです。

敷地内はまさにガーデンといった装いです。

かんてんぱぱショップ

食べ放題のゼリーがあるのは、かんてんぱぱショップです。

かんてんぱぱショップ真横は小川が流れる渓谷になっています。

かんてんぱぱショップの入り口。

中に入ると巨大な釜の中に寒天の原料がありました。寒天はテングサ(天草)、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結・乾燥したもので、説明を読むとこの工場では世界の様々な場所から原料を輸入しているようです。

今回は3連休の最終日でしたが、結構混んでいました。

寒天ぞうすいは初めて知りました。

寒天食品の鉄板、デザート。

かんてんぱぱゼリーはあまりにも有名です。

寒天で作られたソフトジェル。

ゼリーの試食コーナーはショップの真横の休憩スペースにある

ショップの横に併設されている休憩スペースに、ゼリーの試食コーナーがあります。

そば茶も試飲できます。これがなかなか美味い。

ゼリーの試食はこんな感じ。今回はライチゼリーとマスカットの2種類。

マスカット味。美味いです。

こちらはライチゼリー。こちらも美味い。

ゼリーは食べ放題です、ちょうど便秘に苦しんでいた僕は10個以上頂きました。

テーブルには食物繊維の説明が。寒天は、食物繊維がたっぷり。その量は100gあたり約74gと、普段食べている食べ物の中では群を抜いています。ちなみにフルグラ一食分で摂れる食物繊維は5gくらいです。

試食をしながら、かんてんぱぱガーデンの説明動画を楽しむ(?)ことができます。

医薬品の展示もありました。

工場見学も可能

休憩スペースの奥は工場見学が可能です。ここで寒天ができるまでのプロセスを学ぶことができます。

ただ、この日は祭日だったためか生産ラインはお休み。

まとめ

遠くに住んでいる人がわざわざここを目指して観光に来るべきかと言われれば、決しておすすめはできませんが、中央道を通る途中に立ち寄るのであればおすすめのスポットです。次回は施設全体をゆっくり散歩してみたいです。

しかし今回は寒天の威力を再認識することができた時間でした。日々の食生活で食物繊維の摂取を重視している僕としては、これからもっと寒天のお世話になっても良さそうです。今回の発見は寒天はゼリーだけではないということで、もっと普段の料理に追加して腸活に役立てられそうです。特に、以下のスープ用糸寒天はかなり良さそう。