アベンジャーズ/エンドゲーム、映画館で子供たちと見てきました!突っ込みどころはいくつかありましたが、最高に楽しめました。

しかし、このアベンジャーズ/エンドゲームを見る前に、観ておくべきアベンジャーズシリーズが数多くあり、できれば時系列でちゃんと観ておきたいところです。このシリーズはマーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)と呼ばれていて、別々の映画が同じ世界を共有している、というものです。

アベンジャーズ/エンドゲームは、過去のアベンジャーズに連なるMCUシリーズの集大成で、過去の映画全てが、大なり小なりの伏線になっているからです。

今回の記事では、二つの伏線ポイントと、アベンジャーズ/エンドゲームまでMCUの各映画がどのように繋がるのか、解説していきたいと思います。

この記事の目次

MCU映画シリーズの二つの伏線ポイント

この伏線には二つのポイントがあります。

ポイントその1:各キャラクターの背景を理解できる

一つ目のポイントは各主要キャラクターの背景や性格、能力、そして彼らを取り巻く人間関係を理解できるようになることです。これが分からないと、敵も味方も各キャラクターの行動の背景が理解できません。

例えば、人間関係で言えば、スティーブ・ロジャースをキャプテン・アメリカと言うスーパーソルジャーに変身させた科学者の一人がトニー・スタークのお父さんだったりします。

ポイントその2:インフィニティストーンをめぐるドラマ

もう一つが、アベンジャーズ インフィニティウォーとエンドゲームでのキーアイテムとなる「インフィニティストーン」の登場です。このインフィニティストーンは全てのシリーズで登場する訳ではなく、それぞれのストーンがランダムに登場してきます。

最終的にはサノスのところに集約されて行きますが、その過程を知ることができます。

6つのインフィニティストーン

一応、簡単なおさらいと言うことで、6つのストーンの説明も記載しておきます。

ストーン 能力
スペース・ストーン 空間の瞬間移動
マインド・ストーン 人の心を操る
リアリティ・ストーン 宇宙を無にできる
タイム・ストーン 時間を操る
パワー・ストーン 生物すべてを消滅させる
ソウル・ストーン 魂を司る

 

それでは時系列でMCU映画各シリーズを紹介

MCUでは、各シリーズの時系列と公開年がずれているので、時代と公開を両方記載しながら紹介してきます。

MCUシリーズにはエージェント・オブ・シールドというドラマシリーズもあるのですが、こちらはスピンオフの外伝になるので本記事では割愛します。

1943 – 1945年:キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年公開)

アベンジャーズの圧倒的リーダー、キャプテン・アメリカの誕生ストーリー。スティーブ・ロジャースは、軍の極秘実験スーパーソルジャー計画によりキャプテン・アメリカとして生まれ変わる、という話です。

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (吹替版)

インフィニティ・ストーンのうち四次元キューブ(スペース・ストーン)が登場します。以下の人物がヒドラの首謀者、ヨハン・シュミットで、その正体はレッドスカルです。

キャプテン・アメリカはレッドスカルとの最後の戦いの前に恋人であるカーターとある約束をするのですが、この約束がアベンジャーズ/エンドゲームのラストにつながります。ここは結構泣けます。

レッドスカルですが、キャプテン・アメリカとの最後の戦いのさなか、突如として謎の閃光に包まれ、忽然とその姿を消してしまいます。そして、アベンジャーズ/インフィニティウォーのとんでもないシーンで再度登場します。

話のラストでは、キャプテン・アメリカが氷漬けになり70年という時間が流れます。そして、目を冷ましたキャプテン・アメリカがニック・フューリーに保護されることで、話が現代に繋がります。

キャプテン・アメリカを視聴する

 

1995年:キャプテンマーベル(2019年公開)

エンドゲームで登場するキャプテンマーベルの話。四次元キューブ(スペース・ストーン)が再度登場。

ガーディアン・オブ・ギャラクシーで登場する敵キャラ、ロナンも本作に登場します。

また、エンドクレジットでは、インフィニティウォーの直後シーンが登場し、キャプテンマーベルが主要メンバーたちに合流します。

【チラシ付き、映画パンフレット】キャプテン・マーベル 監督 アンナ・ボーデン、ライアン・フレック キャスト ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ

2010年:アイアンマン(2008年公開)

アベンジャーズのもう一人のリーダー、アイアンマン誕生ストーリー。

インフィニティウォーのアイアンマンを観てから第1作目を見ると、初期のアイアンマンはかなりアナログ。
アイアンマン (吹替版)

エンドクレジット後にニック・フューリーがトニー・スタークの前に現れ、アベンジャーズ結成の話を持ちかける。

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2011年:アイアンマン2(2010年公開)

アイアンマンの続編。アイアンマンから半年後の話。トニーの友人でもあり、ウォーマシンとなるローディが登場します。下のジャケットのアイアインマンの右の人物です。

また、ブラック・ウィドウがニック・フューリーの部下として登場します。

アイアンマン2 (吹替版)

エンドクレジットではマイティ・ソーが用いるムジョルニアが登場し、マイティ・ソーに繋がります。

アイアンマン2を視聴する

2011年:マイティ・ソー(2011年公開)

この作品で一気に世界が宇宙やカミサマの世界に広がります。ヒロインがナタリー・ポートマンという豪華さ。

マイティ・ソー (吹替版)

エンドクレジット後にはニック・フューリーが登場し、S.H.I.E.L.D.に招かれた天文物理学者のエリック・セルヴィグに、スペース・ストーンの研究調査を依頼し、アベンジャーズに繋がります。

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2011年:インクレディブル・ハルク(2008年公開)

アベンジャーズの二大頭脳、ブルース・バーナーがハルクになる話。ブルース・バーナーは軍によるある実験でガンマ線を浴びてハルクになってしまうのですが、この実験がキャプテン・アメリカを生み出した、スーパーソルジャー作戦の再開であることが述べられています。

インクレディブル・ハルク (吹替版)

最後にアイアンマン、トニー・スタークが登場し、今後は生身のソルジャーではなく、鉄のソルジャーの時代だと将軍に告げて映画は終わります。

ハルクは個人的にはかなり気に入っているアベンジャーズのキャラクターですが、単体モノとしては人気がイマイチだったようで、この1作止まりです。そのためかどうかわかりませんが、本作と続くアベンジャーシリーズではハルク役の俳優が変更になっていて、慣れるまで混乱します。

インクレディブル・ハルクを視聴する

2012年:アベンジャーズ(2012年公開)

主要キャラクターシリーズを一通り視聴したら、やっとアベンジャーシリーズの第1作目の視聴に辿り着けます。ホークアイも登場します。


アベンジャーズ
アベンジャーズ (字幕版)

インフィニティストーンのうち、マインドストーンが登場します。ロキが杖にはめて持っています。

このロキが、スペース・ストーンを強奪するところから話が始まります。

サノスの影もちらほらと。ニューヨークを荒らし回るチタウリ軍団はエンドゲームでも大量に登場します。

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2012年:アイアンマン3(2013年公開)

2012年12月。ニューヨークにおけるアベンジャーズがロキとチタウリ軍団の戦いから7ヶ月後の話。エクストリミス・ソルジャーとの戦い。過去に開発したアーマーが続々登場します。

アイアンマン3 (字幕版)

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2013年:マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年公開)

インフィニティ・ストーンの中の一つである、リアリティ・ストーン(エーテル)をめぐる話。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(吹替版)

ヒロインであるジェーンがエーテルを吸収してしまっており、これがエンドゲームでも重要な伏線になります。

マイティ・ソー/ダーク・ワールドを視聴する

2014年:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年公開)

ニューヨークでの戦いから2年後、キャプテンアメリカことスティーブの親友であるバッキーが冷凍された状態で発見され、ヒドラの手先になるという話。スティーブとバッキーの戦闘シーンはとにかくかっこいいです。


キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (吹替版)

キャプテンアメリカの大切な仲間となるファルコンもこの映画で登場します。左がウィンターソルジャーこと、バッキー。右がファルコンです。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーを視聴する

2014年:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年公開)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの存在は知っていましたが、なんだかつまらなそうだったので、ずっと避けていました。しかし、インフィニティウォーで登場し、あまりのキャラクターの面白さにハマり、エンドゲーム前に2作連続でレンタルして視聴。結局、マーベルシリーズで、個人的に一番好きな映画になりました。

結論から言うと、インフィニティウォーとエンドゲームを理解する上で、かなり重要な映画です。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(吹替版)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでは、インフィニティストーンの一つ「パワーストーン」が登場します。エンドゲームを視聴する上では、パワーストーンが登場するシーンが重要になります。

最強の敵サノスもこの映画で正式に登場します。

インフィニティストーンの正式な紹介もここで登場します。説明しているのは通称コレクター。コレクターはインフィニティウォーにも登場し、彼の兄弟もマイティソー・バトルロイヤルで登場します。

また、サノスの養女たちであるガモーラとその妹ネビュラも重要キャラクターです。左がネビュラ、右がガモーラで、本作では二人とも激しく敵対しています。二人ともサノスに攫われて育てられ、サノスに対して複雑な感情を持ち合わせています。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを視聴する

2014年:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス(2017年公開)

リミックスは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの続編です。主人公であるスターロードの生い立ちの秘密が明らかになります。


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (吹替版)

リミックスのオープニングの戦闘シーンは好きすぎて死にそうです。YouTubeで見つけました。


インフィニティウォーとエンドゲームとのつながりという観点からは、ガモーラとネビュラの和解が描かれる点でしょう。これがインフィニティウォーで、ガモーラがサノスの脅しに屈する背景になります。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックスを視聴する

2015年:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年公開)

ヒーロー大集合シリーズ第二作、エイジ・オブ・ウルトロン。インフィニティストーンの一つ、マインド・ストーンとウルトロンとの戦いについての話です。


アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (吹替版)

本作のキーアイテムの一つとしてヴィブラニウムがあります。ヴィブラニウムは、キャプテン・アメリカの盾の素材ともなったダイヤモンドよりも硬い物質で、ブラックパンサーで詳しく登場します。本作では、密売人であるクロウからウルトロンがヴィブラニウムを入手し、自らの最強ボディを作ろうとします。

しかし、結局この最強ボディは、奪還したマインドストーンと人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)との融合により、ヴィジョンという新しいスーパーヒーローに生まれ変わります。額にハマっているのがマインドストーン。ヴィジョンは個人的にはめちゃくちゃダサいと思いますが、キャラとしてはなかなか強いです。

ワンダ・マキシモフもこの映画で初めて登場します。

話の終盤で、ソーがすでに姿を表した4つのインフィニティストーンについて言及し、警戒を表します。ここまでに出てきたインフィニティストーンは以下の4つです。

  1. スペースストーン(アベンジャーズ)
  2. マインドストーン(アベンジャーズ、エイジオブウルトロン)
  3. リアリティストーン(マイティ・ソー ダーク・ワールド)
  4. パワーストーン(ガーディアンオブギャラクシー)

エンドクレジット後にサノスが登場し、インフィニティストーンの自ら回収することを宣言します。この時には、まだストーンが一つもない状態です。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンを視聴する

2015年:アントマン(2015年公開)

エイジ・オブ・ウルトロンの数ヶ月後から話が始まるアントマン誕生の話。アベンジャーズとの繋がりだと、最後に量子の世界にはいりこむところくらい。

アントマン (吹替版)

アントマンを視聴する

2016年:シビル・ウォー キャプテン・アメリカ(2016年公開)

キャプテン・アメリカが副題になっていますが、アベンジャーズと呼んでも問題ないくらい、主要キャラクターが登場します。

アベンジャーズが、国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカが対立します。そして、キャプテン・アメリカの旧友バッキーの指名手配を機に、アベンジャーズはついに分裂してしまいます。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)

スパイダーマンがMCUに初登場します。

アントマンも最後の戦闘で参戦します。これが後で問題に・・

ブラックパンサーもアイアンマン陣営として登場します。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカを視聴する

2016年:スパイダーマン:ホームカミング(2017年公開)

映画の冒頭はアベンジャーズのニューヨークでの戦いの直後から始まります。アベンジャーズとチタウリの戦いの後、瓦礫撤去の仕事をしていたある男が、チタウリの残骸を再利用してビジネスをしようと思いつきます。

そして時4年の月日が流れ、ベルリンでのアベンジャーズの戦いから自宅に戻ったスパイダーマンことピーター・パーカーのその後に繋がります。トニー・スタークが登場し、彼から貰った特製スパイダーマンスーツでスパイダーマンが活躍します。ピーターとトニーの絆がインフィニティウォーやエンドゲームでも重要な伏線になります。

スパイダーマン:ホームカミング (吹替版)

スパイダーマン:ホームカミングを視聴する

2016-2017年 ドクター・ストレンジ(2016年公開)

インフィニティストーンの一つ、タイムストーンを持つことになるドクターストレンジの話。ドクター・ストレンジの能力を知っておくことが、インフィニティウォーの終盤になぜ、ドクター・ストレンジがまさかの行動に出るのかを理解する上で役に立ちます。

ドクター・ストレンジ (吹替版)

タイムストーンは、ドクター・ストレンジが首から下げているネックレスにあります。

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2017年:ブラックパンサー(2018年公開)

アフリカの秘境にある超文明国ワカンダの王ティ・チャラのもう一つの顔、ブラックパンサーの活躍ストーリー。

ブラックパンサー (吹替版)

ヴィブラニウム についても詳しく登場し、隕石が落下したアフリカ大陸の地中深くに巨大な鉱床を形成し、その地がワカンダとして建国されたことが明らかになります。

このワカンダはインフィニティウォーの終盤のサノスとの戦いの舞台になります。

ブラックパンサーを視聴する

2017年:アントマン&ワスプ(2018年公開)

アントマンの続編。ベルリンでのアベンジャーズの戦いに参加したため、自宅謹慎となっているところから話が始まります。最後のシーンがエンドゲームに繋がります。この最後のシーンはエンドクレジットの後に出てくるので、映画が終わってもそのまま見ておきましょう。

アントマン&ワスプ (吹替版)

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2017年:マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年公開)

アスガルドの危機を救うべく奮闘するソーとロキの話。ドクター・ストレンジが登場します。

エイジ・オブ・ウルトロン後、行方不明になっていたハルクも再登場します。ソーはこの映画で片目を失うのですが、失った片目は後の映画で別の形で元に戻ることになります。

そして、ラストシーンがそのままインフィニティウォーの衝撃の冒頭に繋がります。

マイティ・ソー バトルロイヤル (吹替版)

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2017年:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年公開)

全宇宙の半分の生命を消し去るために始動したサノスとの戦いです。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (吹替版)

各戦闘シーンは秀逸すぎてシビれます。前半のアイアンマンとドクター・ストレンジとの共闘はかなりかっこいいです。

インフィニティウォーのワカンダでの戦闘シーン。

ラストシーンは衝撃的すぎて、言葉になりません。ここでアントマン&ワスプのエンドクレジットに繋がります。

また、ニック・フューリーも消える前にがポケベルで救援信号を送信し、キャプテンマーベル に話が繋がります。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを視聴する

2017-2022年:アベンジャーズ / エンドゲーム(2019年公開)

やっとここまでたどり着きました。疲れました。

前述の通り、突っ込みどころは満載でしたが、最高に楽しめました。

キャプテンマーベル が反則的に強すぎてドン引きしましたが、それでもキャプテンマーベル単独ではストーンなしのサノスに勝てないので、ちょっと安心(?)しました。

いままで紹介してきた各シリーズで撒き散らしてきた数多くの伏線を一気に回収するためか、3時間という大作でしたが、時間を忘れて楽しめました!

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