薬局で龍角散ダイレクトを勧められた
風邪をひいて咳が止まらず、喉が痛い。毎日龍角散のど飴を舐めてはいましたが、さすがに飴を毎日舐め続けるのはそれはそれで厳しいものです。
だったら飴ではなく、普通の龍角散でも購入しようかと薬局に立ち寄ってみました。
僕「すいません、龍角散が欲しいんですけど」
薬剤師さん「龍角散ですね。どのタイプですか?」
僕「どのタイプって、どういうことですか?」
薬剤師さん「普通のものと、最近販売されたスティックタイプのものがあるんです」
で、出てきたのがこの龍角散ダイレクト。薬剤師さんの話だと、ものすごく売れているとのこと。
「飲みやすいですよ」
この一言で購入決定。
そもそも龍角散とは何か
知っているようで知らないのが、龍角散です。
龍角散は元々は、江戸時代後期に佐竹藩の御典医である藤井玄淵によって創製された薬がルーツになっています。蘭学を学んだ2代目玄信が西洋の生薬を取り入れ改良し、3代目正亭治が、藩主の持病である喘息を治すためにこの薬を改良したものが龍角散と命名されたたそうです。
龍角散の名は龍骨(大型の哺乳類の骨の化石)・龍脳(別名ボルネオール。フタバガキ科の常緑高木、リュウノウジュの樹脂を加工したもの)・鹿角霜(鹿の角を粉末状に砕いたもの)といった生薬に由来するが、これらの生薬は後の処方見直しの際に外されてしまっています。
つまり、現在の龍角散はオリジナルの龍角散とは違うものになってしまっているということです。
龍角散ダイレクトの原材料
現在の龍角散は主に、以下の成分から作られています。
キキョウ末 | 84.0mg |
カンゾウ末 | 102.0mg |
キョウニン | 15.0mg |
セネガ末 | 4.2mg |
ニンジン末 | 84.0mg |
アセンヤク末 | 8.44mg |
龍角散ダイレクトは、さらに飲みやすくするため添加物でミント味に仕上っています。添加物が気になる方は普通の龍角散を飲まれたらよいでしょう。
龍角散ダイレクトの飲み方
龍角散ダイレクトの飲み方ですが、何と、水は不要です。スティックを開けて、粉末を喉の患部に直接当てるように飲み込むイメージです。
飲むと、かなり喉が楽になります。大人の場合は、2時間おき、一日最大6回まで服用することができます。また、味ですが、ミントの他にピーチもあります。ぜひ試してみてください。オススメです!!