4月に入り、桜が咲き始める季節になり、今回の冬は誰も病気にならなかったなあ、と油断?していたある週、長男が突然発熱。38度を超えていたのでまさかと思ったが、翌日妻が病院に連れて行くとインフルエンザA型とのこと。
ここから面白いようにドミノ式にインフルエンザが我が家に蔓延していった。1日ごとに次男、三男、四男、妻と憑っていき、ついに私もインフルエンザになってしまった。同じ病院にほぼ毎日違う子供を連れてインフルエンザの診断を受け続け、最後に父親が行ったときには「もう診断の必要もないですね」と先生に言われる始末。苦笑
経緯はともかく、今回家族全員が病院のお世話になりましたが、インフルエンザの治療薬として2種類の薬を貰いました。2歳と幼稚園の四男と三男はタミフル、小学4年生の次男以上はイビナルです。なぜ同じ病気なのに違う薬が処方されたのか、最初はあまり気にしませんでしたが、備忘録として後で調べたことをまとめておきます。
以下、僕が調べた比較表ですが、最大の違いは利用回数でしょう。タミフルが1日2回/5日間飲み続ける必要があるのに対し、イビナルはたった1回だけで良いのが特徴です。効果、効能に大きな違いはないようです。
薬 | タミフル | イビナル |
---|---|---|
製薬会社 | ロシュ社 | 第一三共 |
効果対象 | A型、B型 | A型、B型 |
原材料 | 八角から採取されるシキミ酸 | 要確認 |
効果 | ウイルスが新たに拡散するのを阻害する | インフルエンザウイルスの増殖をおさえる |
利用回数 | 1日2回/5日間 | 1回のみ |
形状 | 錠剤 | 吸引 |
摂取条件 | 発症後48時間以内 | 発症後48時間以内 |
成分名 | オセルタミビル | ラニナミビル オクタン酸エステル水和物 |
共通して大切なのは、発症後48時間以内に服用する事です。病院の先生に言われたのは、インフルエンザは発症後72時間くらいでインフルエンザウィルス増殖のピークを迎えるらしく、増殖する前にタミフルかイビナルを服用する事で、悪化を防ぐ事ができるそうです。
つまり、高熱が出たらすぐに病院に行って、診てもらいましょう、という事です。3日目くらいに行っても、すでに手遅れです。
僕はイビナルを処方されたので使ってみましたが、口をつけてスースー吸うだけなので、とても楽でした。これです。
薬のおかげか、苦しかったのは1日だけで、すぐによくなりました。それでも6日間は外出禁止とお医者さんに言われましたが。苦笑
しかし、もっと大切なのは、普段からインフルエンザにかからない体を作る事だと痛感しました。我が家では、運動神経の良い長男だけは本当に病気になかなかなりません。インフルエンザにかからない体質づくりは、以下の書籍がオススメです。