幼稚園児の三男が最もハマっている絵本の一つが、この鈴木のりたけ「ぼくのシリーズ」。
「ぼくのシリーズ」は、「ぼくのトイレ」「ぼくのおふろ」「ぼくのおふとん」の3部作で、基本的に、3冊ともすべて同じストーリーの流れになっている。
この本が秀逸なのが、シリーズ独特の日本語のリズムにあると思う。韻を踏んでいる独自のリズムは、大人が読んでいても、また子供が聞いていても心地よいのではないかと思う。
また、どのシリーズにも登場するいろいろなトイレやお風呂、おふとんは、子供達の自由な発想をさらに膨らませてくれる。
我が家では、何度読んでも、下のページで子供が立ち止り、一つ一つのトイレやお風呂、おふとんについて、自分はこれがいいとか、これは嫌だとか、美味しそうだとか、いろいろなことを言っている。
後半になると、事件を起こした犯人を、見開きの絵の中から探す流れになっていて、ウォーリーを探すシリーズばりに、熱心に犯人捜しに没頭している。
という訳で、鈴木のりたけ「ぼくのシリーズ」は是非3冊すべて揃えたい良書なのです。