大人気のNHK朝ドラ「半分青い」。妻も含め子供たちもこのドラマが大好きで、家族全員で楽しんでいます。この「半分青い」で登場するのが、そよ風の扇風機です。
独立を決意する律が思いつくのがそよ風の扇風機なのですが、妻からこの扇風機にはモデルがあるというので調べてみました。その扇風機とはバミューダです。
この記事の目次
バルミューダとは
バルミューダとは、元音楽家の寺尾玄が立ち上げた日本の家電メーカーです。
寺尾氏は、1973年生まれ。17歳の時、高校を中退。スペイン、イタリア、モロッコなど、地中海沿いを放浪の旅をする。帰国後、音楽活動を開始。大手レーベルとの契約、またその破棄などの経験を経て、バンド活動に専念。2001年、バンド解散後、もの作りの道を志す。独学と工場への飛び込みにより、設計、製造を習得。2003年、有限会社バルミューダデザイン設立。2011年4月、バルミューダ株式会社へ社名変更しています。
社名 | バルミューダ株式会社 |
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社名 | バルミューダ株式会社 |
本社 | 〒180-0023 東京都武蔵野市境南町5-1-21 |
設立 | 2003年3月 |
資本金 | 53百万円 |
売上高 | 89億円(2017年度実績) |
従業員数 | 110人(2018年6月現在、派遣・アルバイト含む) |
そよ風の扇風機のモデル、バルミューダ「The Green Fan」
さて、バルミューダは色々な家電を作っていますが、その中でも代表的なものが今回の「そよ風の扇風機」のモデルになったと言われる「The Green Fan」です。
The Green Fanが自然のそよ風を再現する仕組み
自然のそよ風と、普通の扇風機は何が違うのか。それは、風が当たる面積です。
以下の通り、従来の扇風機は風が狭い面積で吹き付けられるのに対し、Green Fanの場合は、風が拡散する仕組みになっています。
以下、動画です。実際に拡散する様子がよくわかると思います。
そよ風を実現するのは特徴的な二重構造の羽根
そよ風を実現するのは特徴的な二重構造の羽根です。
この二重構造の羽根は、2種類の風を生み出しています。
この2種類の風はある地点で集約され、拡散する仕組みになっています。
一夏でかかる電気代はまさかのたったの29円
The Green Fanですが、一夏でかかる電気代はまさかのたったの29円です。一晩ではなく、一夏です。
前提は以下の通りです。
- 最弱運転で1日8時間、90日使用した場合
- 電気料金は1kWhあたり27円で計算
通常の扇風機の場合は、同じ前提だと
561円
かかります。
これは、送風効率のよい独自の羽根とDCモーター、専用の低電力回路が先進の省エネルギー性能を実現しているからです。
DCモーターとは、DC(交流)モーターのことで、通常の扇風機に使われているのはAC(直流)モーターです。このモーターはAC(直流)モーターよりも高価ですが、消費電力が低いことが特徴です。
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