日本式英語教育では決して正しい発音は身に付かない
私は29歳になって初めてアメリカの大学院に留学し、ネイティブの人達と交流を持つようになりました。それ以前は、大学を卒業して社会人になるまで、ずっと日本で過ごしてきました。実際、ネイティブの人達と英語で話したり、アメリカ人の教授から授業を受けるようになって、アジャストするのに苦労した点がたくさんありましたが、その中の一つが英語の発音です。
中学英語から始まり、大学受験にて結実し、TOEICによって維持されてきた日本式の英語教育にどっぷり浸かってしまった私にとって、ローマ字的な英語の発音が身に付いてしまっていたため、一生懸命話をしても、文法は正しいはずなのに、発音のせいで相手に伝わらないことは多々ありました。
例えば、Aという単語は、ローマ字的な発音では「ア」と読みますが、実際にはネイティブの人達が発音すると、「ア」と「エ」の中間のような発音になります。
そんな訳で、発音に苦労した私と妻は、子供達には同じ苦労はさせたくないと思ったものです。そんな私達が、留学中に見つけた英語教育のDVDがあります。それが、Leapfrog(リープフロッグ)シリーズです。このシリーズは、フォニックス理論を取り入れたアニメーション形式のDVDです。
フォニックス理論とは
フォニックスとは、英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている理論です。英語において、アルファベットと発音との間のルールを明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法です。
フォニックスを学ぶと、どのアルファベットがどのような発音をするのか、一つずつ学ぶことができます。これら一つ一つの発音の習得が、アルファベットの集合体である単語の発音を習得するときの土台になります。
Leapfrog(リープフロッグ)シリーズ
Leapfrogはカエルの子供達が、英語の発音を学ぶアニメーションシリーズです。日本に帰国するときにDVDを購入して帰りましたが、子供の扱いが荒くて、数年で傷だらけになり、見れなくなってしまいました。
調べた所、Amazonで売っていますが、問題はリージョンコードです。Amazonで売っているものはアメリカ仕様のため、アメリカのリージョンコードが再生できるプレーヤーが必要です。例えばこれです。→ SONY ソニー DVP-SR370 ALL multi format REGION FREE 多地域対応 マルチフォーマット リージョンフリー リージョン0~6 (PAL ⇔ NTSC 対応 自動切替え) 超軽量DVDプレーヤー 並行輸入品
しかし、恐ろしきはこのご時世。YouTubeで調べてみたら、普通にありました。汗