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以前に、トップ高校へ子供を進学させたお母さんから教えて貰った、小学生向け参考書の選び方のメモです。備忘録として掲載しておきます。

教材を選ぶ原則

子供の興味と能力を見極めて,強みはどんどん伸ばし,弱みは楽しみながら伸ばせるような教材を選ぶことが大切

どのような教材にも使い方によって功罪があって,ある子供には宝となっても,別の子供をつぶす可能性がある。

息子が4年生のときに中学受験のため,一年間四谷大塚の「予習シリーズ」という,受験生ならばほとんどの子供が使うドリルをやったところ、国語,算数,社会はほとんど問題なくついていけましたが,理科がよくわからなかったため,とうとう理科に対して苦手意識をもつようになってしまった。

息子は文型の頭のつくりのようなので,理科はスパルタ式,机上式の勉強ではなくて,親と一緒に楽しい実験をしながら,理科の楽しさを感じることから始めるべきだった。

小学生のうちの勉強が大きくなったときの学力と結びつくのか、実は懐疑的。小さいうちはお友達や兄弟と遊んだり作ったりしながら,リーダーシップや知恵を身につけていくことのほうが大切だと思う。

ただし,同時に、勤勉さを学ぶために一日ほんの少量の勉強を習慣とすることも大切。

公文式ってどうなの?

公文式は,学年があがって行くと,反復を重視するあまりに思考力がつかない,といった難点を指摘する人もいます。

でも,四則計算を習いたての小さいうちや,数学センスはいまいちだけれども勤勉努力型タイプの子供に達成感と自信を与えるという面で反復式ドリルは一役買うことがある。

学習の基礎にあるもの

とにかく読書、読書、読書。息子は読書が非常に好きだが、幼稚園までは、私の声が潰れるくらい、読み聞かせをして上げた。

その結果、中学生になる頃には、大人が読むような難解な本も問題なく読むようになった。

実際に使ってよかったドリル

・「なぞべー」シリーズ(クイズ感覚の国語・算数ドリル)
・「賢くなるパズル」(宮本先生のシリーズ)パズル系算数ドリル
・「学ぼう算数」(学年関係なしにどんどん進めて算数に親しむ)
・「論理エンジン」(作文の書き方を学ぶ)