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26インチの自転車が値崩れしていて驚いた
小学生低学年の時に購入した次男の自転車が小さくなってきたので、新しいものが必要になりました、ただし、予算は15000円以内。
ところが、息子が欲しいとリクエストした自転車は、何とマウンテンバイク。
その昔、僕が中高生だった頃にマウンテンバイクに乗っていましたが、当時僕が乗っていたのが台湾のメーカーのGIANT製のもので、5万円くらいでした。
足りないお金は自分お貯金から足すからどうしてもマウンテンバイクが欲しいという息子。
週末にコストコや地元の自転車屋を回ってみましたが、何とあるものですね、安いマウンテンバイクが。以下の写真はコストコで売っていたマウンテンバイクではなく、クロスバイクですが、お値段2万円。5千円を追加するくらいなら、何とかなりそうです。
ただ、ネックが2つあり、一つはまだ小学生の息子。26インチの自転車では股下が届かないということと、泥除けのフェンダーがついていないので、別途購入する必要がある、ということでした。泥除けのフェンダーはそれほど高価なものではありませんが、息子にとっては痛い追加費用です。
アマゾンで14800円の激安マウンテンバイク「21Technology MTB266 」を発見
ところが、自宅に帰って息子と一緒にアマゾンでも調べてみると、何と14800円で購入できる新品の激安マウンテンバイク「21Technology MTB266 」というものを発見しました。
何と、Wサスペンションで泥除けも標準装備。こんな安いマウンテンバイクがあるのかを目を疑いました。何せ、先日16000円で購入した長男のママチャリより安いのです。
アマゾンで購入できる激安マウンテンバイクには、もう一社、My Pallas(マイパラス)というメーカーのものがありましたが、21Technologyよりもちょっと高め(2018年3月自転)で、かつ股下が届かなそうだったので見送りました。あと、Wサスペンションはやはり魅力です。泥除けもありません。
という訳で、小一時間色々検討した結果、コスパを重視して購入を決定しました。以下、領収書のスクリーンショット。
なぜこんなに安いのか? 僕が気づいた3つの理由
昔は最低でも5万円くらいしたマウンテンバイクがまさかの14800円。なぜこんなに安いのか、実際に購入してみて3つほど気づきました。
理由1:中国製で安い部品を使っている
以下は公式サイトの会社概要の抜粋です。この会社は日本企業ですが、自転車を作っているのは中国の工場です。パーツのほとんどは安い中国製のものが使われています。
ちなみに、本社はこんな建物です。また、物流センターの住所が最後まで記載されていないのは、どこかの会社に委託しているからでしょう。
理由2:ギアが6段階のみ
マウンテンバイクの心臓でもあるギアですが、通常26インチのマウンテンバイクは前輪3、後輪7の21段変速です。ところが、この21Technology MTB266では、安心のシマノ製ではあるものの、前輪1、後輪6の6段階のみです。
ネットで購入できる激安マウンテンバイクは、前輪3が追加された18段のものになると価格が一気に2万円弱まで上がることを考えると、ギアが占めるコストの割合はかなり高いと思われます。この自転車はこの部分を6段に割り切ることで抑えている訳です。
理由その3:自分で組み立てる必要がある
Amazonのサイトには95%完成品と書かれていましたが、組み立てと調整に3時間以上かかります。通常の自転車はこの調整にかなりの手間がかかっているのでしょうが、この商品はそこを購入者にやらせることでコストを削減しているという訳です。
注文後、5日で到着し、早速組み立て
この自転車ですが、発送がAmazonからではなかったため、到着まで5日ほどかかりました。到着予定日の夜、仕事から帰ると僕の帰宅を待ちきれない次男が組み立てを開始していました。
以下が、この自転車の組み立てでやらなければならないことです。
- タイヤの空気圧を上げる。空気は入っていますが、十分ではありません。
- タイヤの取り付け
- ハンドルの固定
- ハンドルポストの固定
- サドルの固定
- ペダルの取り付け
- 泥除けの取り付け
大したもので、小学5年生の次男でしたが、ほとんど自分で組み立ててしまっていました。組み立てに必要な工具はちゃんと同封されていて、概ね六角レンチで足ります。ただし、小学生の力では十分に締め上げることができないため、僕が固定が緩いところを締めて行きました。
組み立てから完成まで、2時間ほどです。
「21Technology MTB266 」の組み立て完成!
これが、組み立てが完成した21Technology MTB266です。シマノ製のギア。後輪6段階のみです。しかし、目的は街乗りなのでこれで十分です。
この後輪ギアは右手で変えて行きます。
後輪のサスペンションと折り畳みの時に使うレバー。
前輪のサスペンション。
ブレーキは組み立て完成後、ちょっと調整が必要でした。
そして試乗です!僕も実際に乗ってみましたが、全然問題なく走ります。ギアもちゃんと変わりました。
まとめ
今回は、激安マウンテンバイク「21Technology MTB266 」を購入してみましたが、組み立ての手間が面倒でなければ、コスパのいい自転車を手に入れることができるかと思います。21Technologyは他にも色々な格安自転車を展開しています。興味のある方はAmazonの店舗を覗いてみたら如何でしょうか。ロードバイクから電動アシスト自転車まで、幅広く展開してるようです。
ちなみに、「21Technology MTB266 」は僕らが購入後すぐに値上がりしてしまいました。それでも安いと思いますが、ラッキーでした。