六合目から七合目までのルートです。
この記事の目次
六合目は比較的緩やかな山道を進む
六合目は比較的緩やかな山道を進むことになります。霧がすごくて、先があまり見えません。
無理せず、休憩を取りながらジグザグの登山道を先に進んでいきます。
七合目は溶岩道
しばらく進むと、岩場の登山道が出現!岩場は溶岩で、ここから七合目の溶岩道が始まります。また、ここからは溶岩の岩場を登る度に10以上の山小屋を通り過ぎて行くことになります。なぜ溶岩の岩場の道に山小屋が多いのかというと、地盤が硬いからだと思われます。
この溶岩道から、トレッキングポールが大活躍し始めます。はっきり言って、トレッキングポールなしの富士登山など全く考えられません。
七合目最初の山小屋、花小屋に到着!
この花小屋の先の道は大渋滞。溶岩の岩場が急に険しく狭くなるため、ここは一人ずつしか通れないのです。
登っていくと、2つ目の山小屋、日の出館に到着。
日の出館を過ぎると、本日の宿泊場所、七合目トモエ館が見えてきます。
七合目トモエ館
吉田ルートには、トモエ館が七合目と八合目に二つあり、ここが最初に出てくるトモエ館です。到着は四時半くらい。一時半に五合目を出発したので、三時間ほどかけてここまで来たことになります。
七合目トモエ館の売店
軽食もここでとることができます。
金剛杖用の焼きゴテが入り口にあります。
いろんな備品も売っています。
宿泊受付
中に入るって、受付を済ませます。支払いはすでにカードで終わっています。前の人がやたら時間がかかると思ったら、当日受付の宿泊客。勇気あるなあ。満室だったらどうするつもりだったのだろう。
共有部屋と個室。いずれもかなり狭い
部屋はこんな感じです。畳1畳に二人で寝る感じ。かなり狭い。布団はすでにひいてあり、シーツもなくここで寝ることになります。追加料金を払うとシーツも提供してもらえるようです。
恐ろしいことに掛け布団は1枚を二人で共有します。僕は息子と共有したので良かったですが、知らない人とだったら、かなり気まずいです。
これが個室。布団以外のスペースがほとんどなく、閉所恐怖症になりそうなスペースです。
部屋によってはコンセントも使える
12人部屋にはコンセントもあって、普通に使えます。ただ、どの部屋にもあるわけではないので、あてにしない方が良いでしょう。
七合目トモエ館の食事
夕食はハンバーグカレーです。ボンカレーなのだと思いますが、やたら美味しく感じました。
朝食はシャケ弁当。これがなかなか美味い。二日目に重宝しました。
気になるトイレは思ったよりも綺麗
気になるトイレは思ったよりも綺麗。水が濁っているのは雨水を使ってるためで、汚水ではありません。宿泊客でも100円かかります。
就寝は七時半。耳栓は必須アイテム
翌日は二時起床予定のため、この日、寝たのは七時半。パジャマなどなく、翌日の服に着替えました。着替える前にウェットティッシュで体を拭いて、汗を可能な限り落としました。
しかし、七時半に寝るというのはなかなか厳しいことで、寝付けない。しかも、寝返りをすれば横の人にぶつかり、熟睡はかなり難しい、というのが正直な感想です。耳栓は必須アイテムで、これがないと相部屋の他の人のイビキや、夜中の他の登山客の声などが気になって、さらに寝るのが難しくなります。一つ失敗したと思ったのは、アイマスクも持ってくれば良かったということです。
とにかく、少しでも快適に眠ることができるよう、できる限りのことをするべきです。そうでないと、翌日がかなり厳しいことになります。