お正月の最後の休みに、船橋ららぽーとへ上の子供3人(小学校4年生、小学校3年生、幼稚園年中)を連れて、スターウォーズ エピソード7を見に行ってきた。結論からいうと、最高に楽しい時間を子供たちと過ごすことができた。わずか1年前まで、まったくスターウォーズに興味のなかった子供たちが、今やすっかりスターウォーズファンに変貌したのか、3つのコツを書き留めて置きたい。
準備編1:過去作品と現在の作品をくまなく見せる
過去作品はもちろんエピソード1〜6までなのだが、実はこれ以外にも、もっと子供ウケする作品群があります。それが、3Dアニメのクローン戦争です。
スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ シーズン1-5 コンプリート・セッ ト(22枚組) [DVD]
このアニメシリーズは、もちろんエピソード2と3の中間ストーリーですが、パダワンから脱したアナキンが、一人のジェダイとして自立し、アソーカというパダワンのマスターになり、如何にして最強のジェダイとなったのか、様々なストーリーを通して語られます。このシリーズが子供にとっていいのは、アニメということはもちろんですが、各キャラクターの声優が、本編シリーズとまったく同じ、という点にあります。そのため、視聴者は自然に実写からアニメへ、そしてアニメから実写の本編に入り込むことができます。
スターウォーズ公式チャネルにシーズン5の予告編がアップされています。
とにかく、これらの作品を数ヶ月前から毎晩寝る前に子供たちと見続けていたわけです。
準備編2:おもちゃのスターウォーズグッズを購入する
スターウォーズグッズは集め始めるとキリなないのだが、我が家が購入して非常に満足度が高かったのが、スター・ウォーズ フォースの覚醒 エレクトロニックライトセーバー です。
このライトセーバーシリーズは、とても秀逸で、音と光が出ます。特に音はブォンという起動音と、振り回したり、ものにぶつかったときのお約束の音が出て、とても楽しいものになっています。子供たちは毎日振り回して遊んでいます。
準備編3:映画館の予約は、最低でも音声吹き替え版を選ぶ
ここからは後悔も含めてですが、スターウォーズを見にいくなら、絶対に事前予約をしていきましょう。なぜなら、映画館によって、体験できるエンターテイメントの質がまったく異なるからです。以下は、船橋ららぽーとのTOHOシネマの予約画面です。見ると、同じエピード7でも、いろいろな種類があることが分かります。
まず3D・字幕は分かりますが、ドルビーアトモスとあります。このドルビーアトモスは、迫力のある移動するオーディオを作り出す最新音響技術で、ドルビーアトモスでは、サウンドが頭上を含むあらゆる方向から流れ、驚くほど鮮明かつ豊かで、細やかな深みのある臨場感あふれる体験をすることができます。また、サウンドを周囲の至るところに動かすことができ、人、音楽、物のさまざまなサウンドが周囲の3次元空間で動き回るため、自分がそのアクションの中にいるかのように感じられるそうです。
また、その下のMX4Dですが、映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など五感を刺激する11種の特殊効果が連動。通常のシアターでは決して味わえないアトラクション型の映画鑑賞ができるという仰天技術です。
子供向けには字幕ではなく音声吹き替えが最低条件ですが、MX4D版はすでに満席だったので、仕方なく通常の吹き替え版を今回は予約。本当に残念です。
で、当日は・・・
当日は、興奮しつつ30分前に到着。すでに予約してあるので、発券も楽々。
でかい広告!
スターウォーズグッズも充実しています。
三男はお約束のジェダイのコスプレ。持っているライトサーバーがシスのものなのはご愛嬌。ジェダイの服は、数年前に妻がハロウィン用に作ったものです。
映画自体は、ネタバレを避けるため、詳細は割愛しますが、はっきり言って最高に面白かったです。旧エピソードの焼き直しかと思うようなシーンが散見されましたが、それも含めてスターウォーズシリーズの良さということでしょう。個人的にかなりホッとしたのが、レイア姫のキャリー・フィッシャーと、ルーク・スカイウォーカーのマーク・ハミルの容姿がスターウォーズに耐えうるレベルだったこと。曖昧な記憶ながら、何年も前に雑誌に出ていた写真が、二人ともとても太ってしまっていて、とても幻滅したのを覚えていたため、エピソード6から30年後、というのが自然なレベルに収まっていたのが良かった。
というわけで、子供たちも大満足で帰宅しました。自作は2年後、ということなので、楽しみに待ちたいと思います。