妻が使っているiPhone 6。リリース翌年の2015年に購入してからはや3年。バッテリーの持ちがかなり悪くなってきました。
しかし、最新機種はべらぼうに高くて、とても買い替えをする気になれません。
そこで、友人の力を借りて、iPhone6のバッテリーを自分で交換してみることにしました。
この記事の目次
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンでできている
リチウムイオン電池の特徴とメリット
iPhoneのバッテリーですが、リチウムイオン電池でできています。リチウムイオン電池とは、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う仕組みの電池です。
特徴とメリットは以下の2つです。
- 小型軽量
- メモリー効果による悪影響がないこと。
小型軽量は説明不要かと思います。
メモリー効果とは、電池に充電された電気を使いきらないうちに充電をくりかえすと、電池が最大容量をより小さく記憶してしまう効果のことで、従来のニッケル水素電池・ニッカド電池の弱点として知られていました。このメモリー効果がないことから、何度もくりかえして充電と放電をすることができるわけです。
リチウムイオン電池のデメリット
リチウムイオン電池のデメリットですが、以下のようなものがあります。
- 長時間充電を満タンにしたまま放置しておくと劣化する
- 温度変化に弱い。特に暑い環境に置いておくと、寿命が短くなる
- ほかの電池によりもコストが高い
交換用バッテリーは最もコスパが良さそうなDeepro社の大容量バッテリーに決定
まず、バッテリーですが、最もコスパが良さそうなDeepro社の大容量バッテリーを選びました。iPhone6の純正バッテリーの容量は1,810mAhですが、このDeepro社の iphone6 交換用 バッテリーは2,200mAhとなっており、20%の容量アップです。これでお値段2千円ちょい。お得です。
iPhone6のバッテリーを自分で交換する方法
ライトニングケーブル横のネジを外す
まず、ライトニングケーブルの横にあるネジを外します。
吸盤で画面を取る
次に、付属している吸盤で引っ張り、画面をとります。
外れるとこんな感じになります。アップルの純正バッテリーが見えます。
右上の盤を外す
バッテリーの横にある盤を外します。友人の話によると、必ずしも外さなくてもいいようなのですが、外した方が作業がしやすくなるとのこと。
外れました。ネジは小さいので無くさないように注意が必要です。
ゴムテープを慎重に引き抜く
バッテリーと本体の間には、クッションの役割を果たすゴムテープが貼られています。これを慎重に、ゆっくりと引き抜きます。焦って引き抜いて途中で切れてしまうと、バッテリーを取り出すのがものすごく大変になります。
ゴムテープを引き抜くと、バッテリーが取れます。
Deepro社のバッテリーを取り出す
いよいよ、Deepro社のバッテリーが登場です。
付属しているゴムテープを交換するバッテリーにつける
付属しているゴムテープを交換するバッテリーにつけます。このゴムテープはくっつきやすいので注意が必要です。ゆっくりと剥がしましょう。
二つをこのようにバッテリーにつけます。
バッテリーをはめる
ゴムテープがついたら、バッテリーを本体につけます。ケーブルとかは必要なく、はめればそのまま通電してくれます。
ネジをしめて完了!
最後はネジを締めて完了です。開始から終了まで、30分くらい。
まとめ
一見難易度が高そうですが、以外に簡単に交換することができました。交換直後の容量は45%となっていました。大満足です!
Deepro社のバッテリーはちゃんと工具もついているので安心です。是非試してみてください。