AirPodsとは

AirPodsとはAppleが開発したワイヤレスイヤホンです。2016年9月7日の新製品発表会で、iPhone 7と共に発表されました。AirPods Proに関しては2019年10月28日に発表されています。

今やワイヤレスイヤホン市場のNo1製品に

全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」によると、完全ワイヤレスイヤホンの2019年(1月~12月)メーカー別シェアでNO.1に輝いたのはアップルだった。けん引したのはAir Podsシリーズ。機種別では「AirPods with Charging Case」がトップで、23.3%を獲得し唯一の2ケタシェアとなっています。

2017年1月から7月までに米国内で販売された左右分離形のワイヤレスイヤフォン計90万セットのうち、85%をAirPodsが占めていると発表しており、Appleが独占状態となっているとのこと。凄すぎますね。

AirPods Proの種類とスペック比較

AirPodsにはAirPodsとAirPods ProがありますがAirPodsはWireless Charging Caseが付属しているモデルと標準の充電ケースが付属しているモデルに分かれています。

製品 AirPods AirPods AirPods Pro
価格 19,580円(税込) 25,080円(税込) 30,580円(税込)
装着部分 ワンサイズ ワンサイズ カスタマイズ可能
空間オーディオ なし なし あり
アクティブノイズキャンセリング なし なし あり
H1チップ あり あり あり
Hey Siri 常にオン 常にオン 常にオン
デバイスの自動切り替え あり あり あり
耐汗耐水性能 なし なし あり
1回の充電による再生時間 最大5時間 最大5時間 最大4.5時間
充電ケースを使った場合の再生時間 24時間以上 24時間以上 24時間以上
充電ケース 標準の充電ケースが付属 Wireless Charging Case Wireless Charging Case
好きな言葉の刻印 あり あり あり
詳細 詳しくはこちら 詳しくはこちら 詳しくはこちら

AirPodsとAirPods Proので差が出る5つのポイント

AirPodsとAirPods Proのどちらを購入するべきか検討されている方はAirPodsとAirPods Proので差が出る4つのポイントを理解すると判断の助けになると思います。

その1:カスタマイズ可能な装着部分

AirPods Proは装着部分のカスタマイズが可能です。シリコーン製のイヤーチップはラージ・ミディアム・スモールに分かれていて自分の耳のサイズに合わせてカスタマイズできます。

その2:空間オーディオ

「空間オーディオ」とは、対応音源の番組や映画を視聴しているときに没入感のあるサラウンドサウンドを実現する機能のこと。

対応音源が必要なのでそれほど利用頻度があるものではないかもしれません。

その3:アクティブノイズキャンセリング

アクティブノイズキャンセリング(ANC)とは、イヤフォンやヘッドフォンの遮音性能を高めるため、外部の音(ノイズ)が聞こえないようにする技術です。

音は空気を振動させる音波として周囲に広がります。音を遮断するためには音の発生源と耳との間に何かしらの障害をおき、音波を打ち消す必要があります。

従来はイヤーピースやイヤーパッドを工夫し、耳に物理的に「壁」をつくって外部の音が入ってこないようにしていました。これを「パッシブ・ノイズキャンセリング」(PNC)と呼びます。

一方、AirPods Proに実装された「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」とはデジタル処理によって外部の音を打ち消してしまおうという技術になります。具体的には、消したい音の波と真逆の形(逆位相)の音波を発生させ、互いを打ち消す仕組みになっています。

当然外部音は常に変化しているわけですがノイズキャンセリングモードでは外向きと内向きの2つのマイクロフォンで音を毎秒200回分析しノイズを除去しています。凄すぎますね。

なおノイズキャンセリングモードをオンにすると4時間半の音楽の再生ができ、ケースを使用すると24時間以上の再生が可能になります。

その4:耐汗耐水性能

AirPods Pro は耐水・耐汗仕様です。この耐水・耐汗仕様は防水・防汗仕様ではないというのがミソになります。ちょっと濡れるくらいでは故障しないというだけで、水上または水中でスポーツやシャワーでの使用は想定してていないので注意が必要です。

また充電ケースには耐汗・耐水性能はありません。うっかり水没させないようにしましょう。

その5:充電ケース

Wireless Charging Caseを使えば、AirPodsをケースに入れてQi対応の充電マット上に置くだけで簡単に充電することができます。

AirPodsを充電している間は、​ケース前面のLEDインジケータが点灯します。

新型AirPods Pro購入レビュー

これが購入したAirPods Proです。

Wireless Charging Case

Wireless Charging Caseを使えば、Qi対応の充電マット上に置くだけで簡単に充電することができますが、Qi対応の充電マットを使わない場合はUSB-Cを使って電源に差し込むと充電をすることができます。

イヤホン本体にはケースの奥の端子が接続することで充電を実現しています。

イヤホン本体

イヤホン本体はこんな感じです。本体には明るさを検知する光学センサーを搭載しており、本体が耳から外れると音楽の再生が停止し、再び装着すると音楽が再開する機能もあります。

なおケースはサードパーティーのケースを装着することができます。

 

AirPods Proの接続方法

AirPods ProですがiPhoneの近くに持ってきて充電ケースの背面ボタンを押したままにすると接続が始まります。AirPodsと機器との通信はBluetoothを用います。

ペアリングが一度完了するとケースの蓋を開けるだけでデバイスと接続されるという最高に便利な仕組みになっています。

AirPods Proの装着感

AirPods Proの装着感はとてもいいです。耳にフィットして動いても全然撮れる気配がありません。

メディアコントロール

いくつかウィザードが出てくるのでここで使い方を学ぶことができます。メディアコントロールは一回押すと再生・または一時停止。二回押すと順方向にスキップ。三回押すと逆方向にスキップします。

ノイズキャンセリング

ノイズコントロールはどちらかのAirPodsを長押しするとノイズキャンセリングと外部音の取り込みが変わります。

AirPods Proのノイズキャンセリングを使ってみると一瞬にして外部音が消えます!これには驚きました。

もちろん完全に消えるわけではなくうっすらと聞こえるのですが100あった外部音がAirPods Proのノイズキャンセリングをオンにすると10-20くらいにストンと落ちるイメージです。

集中するスペースが欲しい受験生や通勤中の社会人などにも非常に役立ちますね。

 

まとめ

以上新型AirPods Proを紹介してきました。AirPods ProはiPhoneとの連携・操作性・ノイズキャンセルを重視している購入する価値のある製品だと思います。