千葉県や松戸市は、梨の産地として有名で、街を車で走っていると、いろいろなところに梨園を見つけることができます。我が家は毎年梨を購入して実家に送っているのですが、今回は松戸市の梨についての記事です。
この記事の目次
松戸の名産といえば梨
千葉県や松戸市は、梨の産地として有名なのは、水はけや海風など、千葉県や松戸市が梨の栽培にとても適しているからだそうで、特に松戸は、二十世紀梨の発祥の地として知られています。
この二十世紀梨は、1888年に現在の松戸市大橋で、当時13歳だった松戸覚之助少年によって偶然発見されたもので、品種改良などで作られたものではなかったそうです。この覚之助少年は、親戚の家の庭で偶然苗木を発見したそうです。10年育てたところ、ついに実がなって、美味しさに驚いた松戸覚之助は、二十世紀を代表する品種になってほしいという期待をこめて、「二十世紀梨」と呼ばれるようになったそうです。
梨の種類と収穫時期
梨にはいろいろな種類があり、収穫時期もそれぞれですが、9月を中心に、8月から10月が旬ということになります。
種類 | 収穫時期 | 特徴 |
---|---|---|
幸水 | 8月のお盆ごろ | 最人気。酸味はなく、甘く、軟らかく、果汁が多い。 |
豊水 | 8月下旬頃 | 大きな品種。こくのある甘味、軟らかく、果汁が多い。 |
菊水 | 9月の上旬~中旬 | 青い梨。こくのある甘味と多い果汁。 |
二十世紀 | 9月上旬~中旬 | 松戸市原産の青梨。上品で独特の風味がある。 |
新星 | 9月中旬~下旬 | 酸味は無く、軟らかく果汁が多い。 |
新高 | 9月から10月 | 極大の品種。酸味は無く、甘い。 |
かおり | 9月中旬 | 薄緑色をしている、極大の品種。気品のある香り。酸味は無く、甘い。 |
新興 | 10月上中旬 | こくのある甘味があり、軟らかく、果汁が多い。 |
梨街道の梨園で直売狙い
我が家の恒例といえば、毎年9月中旬になると、梨街道の梨園に行って、敬老の日に合わせて両親に梨を送ることです。新鮮な梨はいつもとても喜ばれます。梨街道というのは、松戸市から市川市大町方面を横断している国道464号線につけられた名前で、この通り沿いに数多くの梨園が集まっていることからこのように呼ばれています。Google Mapでキーワードを打ち込んでみるとあまりヒットしていませんが、実際にはもっと多くの梨園が存在しています。左の方に二十世紀梨発祥の地が見えてますね。笑
今回は、治園さんにお世話になりました。
千葉県松戸市高塚新田476
店の横や奥には、梨園が広がっています。お店の人に聞いた所によると、丁度収穫が終わったばかりなので、梨はもうぶら下がっていないとのことです。
収穫直後の梨。すごい量です。
試食用の冷蔵庫にも梨がたくさん!
ここから切って、出してくれます。子供達が群がっていると、園のおばさんが「遠慮しないでどんどん食べていいですよ」とのこと。優しい!!
直売の価格はリーズナブルで、一つあたり100円くらいから購入できます。この値段はお得です。
お店はとても忙しそうです。
これは大きい!おそらく「かおり」という品種だと思われます。個人購入では決して買えませんが、お土産用としてはリーズナブルだと思います。
結局、それぞれの実家に2,000円前後の梨セットを購入。そのまま発送してもらいました。この直売のいいところの一つは、必ずお土産を帰り際に貰えることです。今回は、7個ほど、貰ってしまいました。今度は、梨狩りにでも挑戦してみたいですね。
大町梨街道の梨は、インターネットでも購入できます。さすがに試食はできませんが。笑
美味しい梨をお得に食べたいなら、ふるさと納税がオススメ
また、美味しい梨をお得に食べたいなら、ふるさと納税がお勧めです。我が家は毎年ふるさと納税を通して、梨はもちろん、色々なフルーツやお肉、魚介類などをお得にゲットしています。
ふるさと納税は、簡単に言うと、全体として2000円だけ負担すれば、寄付金額に応じて、様々なご当地返礼品を手に入れることができる仕組みです。標準的な年収であれば5万円分くらいは寄付&還付の対象になります。それでも、個人負担は2000円ポッキリです。
梨の場合は、概ね一万円の寄付で、5キロ分が貰えます。是非さとふるをチェックしてみてください。