最近、長男がハマりまくっているゲームがある。それが、マインクラフトだ。
マインクラフトとは
マインクラフトとは、スウェーデン出身のプログラマーである通常Notch(本名マルクス・ペルソン)と、彼の会社であるMojang ABの社員が開発したゲームです。このゲームは、シナリオとかゴールとかが特になく、一定のルールの中で、ひたすら想像力を働かせて遊んで行くゲームです。通称マイクラとも呼ばれているようです。
どのくらい人気なのか?
長男の話によると、20数名のクラス名のうち、半分くらいはマインクラフトで遊んでいるようです。クラスの半数は女の子で、女子はほとんどやらないようなので、実質的にほぼすべての男子がマイクラで遊んでいることになります。驚
マインクラフトで遊ぶプラットフォームはいろいろある
2015年9月現在、マインクラフトで遊ぶには、以下の5つの方法があります。子どもの話によると、なぜ3DS版が出ないのかと、よく友達との間で話題に昇るそうです。
プラットフォーム | エディション | 価格 |
---|---|---|
パソコン | PC Edition | 26.95 USD (3200円くらい) |
スマホ・タブレット(iOS) | Pocket Edition | 840円 |
スマホ・タブレット(Android) | Pocket Edition | 700円 |
Xbox | Minecraft: Xbox 360 Edition | 2,138円 |
PS Vita | Minecraft: PlayStation Vita Edition | 2,592円 |
で、これだけいろいろバージョンがある訳ですが、何が違うのかというと、スマホ版はPC版やゲームコンソールと異なり、グラフィックの品質がやや低くなっているのと、機能が一部制限されているようです。そんな訳で、現在我が家の長男はPS Vita本体とPlayStation Vita Editionを購入したいとよく話しています。
マインクラフトの遊び方
マインクラフトの基本は、ブロックの破壊と配置を軸にしたもの作りです。 マップ上に溢れる様々な種類のブロックを利用して城や洞窟、芸術作品までさまざまなものを作ることが出来ます。そして、このもの作りは、モードに合わせた難易度があり、ポケットエディションの場合は、ゼロから頑張らないといけないサバイバルモードと、最初から様々なツールが使えるクリエイティブモードに分かれています。
試しに、長男が作ったものを先日覗いてみました。
親指の上あたりに、コンクリートのような屋根がついた檻のような建造物があり、この建物は高い塔からぶら下がっています。この写真ではよく分かりませんが、この檻の中を見ると、牛とニワトリがうじゃうじゃといて、次々に増えています。
増えすぎた牛とニワトリは、高い檻からあふれると、次々に下に落下していきますが、下にはコンクリートで作られたすり鉢状の穴が柵に覆われて作られていて、牛が落下する度に、牛は絶命してバラバラの肉片になっていきます。下の写真の赤いものがそうです。ニワトリは鳥だからか、空から落ちても元気です。
私「これ何?』
長男「自動的に食料を増やす仕組み。食べないと死んじゃうから。」
落下させないと、一匹ずつ自分で殺して肉にしないと食料にならないので、自動化する方法を考えついたらしい。見ている方は気持ち悪いけど、とても合理的で理にかなっている。ニワトリをどうするのかはよくわかりません。
クリエイティブモードはいろいろなツールを最初から使えるようです。さらに、途中でモードを切り替えることもできるようですね。ただし、アイテムが一定の条件を満たさないと消えてしまうようなので、よくできています。
マインクラフトの教育効果
我が家の4人の子どものうち、マインクラフトにハマっているのは長男だけです。長男は、実はガンプラも大好きで、何かを組み立てるという意味で、ガンプラとマインクラフトは共通しています。また、それだけでなく、マインクラフトは現実の世界により近い要素を数多く持っているとも言えます。
例えば、回答がない世界で、自分の目標を定義し、ツールを開発して自分の理想とする世界を作る必要がある点などは、大げさに言うと人生の縮図そのものとも言えるかも知れません。少なくとも、他人が作ったシナリオをなぞるだけの従来型のRPGのようなゲームにはまったくなかったコンセプトと言えるかもしれません。まあ、ゲームよりは実際の人生の経験から学んだ方がより有益なのは論を待ちませんが。笑
マインクラフトは攻略本もたくさん売られています。これから始める方は一冊手元に置いておいてもよいかもしれません。