八合目白雲荘から九合目の鳥居までのルートです。


白雲荘で暫し休憩した後、再出発

白雲荘で暫し休憩した後、再出発しました。

しばらく、赤土の登山道が続きます。

八合目の富士山天拝宮

あれ?鳥居が見えてきました。

何かと思ったら、富士山天拝宮でした。この富士山天拝宮は、伊藤伊兵衛、のちの食行身禄(しょくぎょうみろく)という修行者を祀っている神社のようです。この食行身禄は、1733年に63歳の時に富士山の八合目で断食を始め、35日後に亡くなってそのまま即身仏になり、祀られるようになったそうです。

もともとこの神社は山頂にあったのですが、明治15年に8合目に降ろされたという経緯があります。富士信仰の霊地の一つと言われています。

赤土の登山道をさらに進む

赤土の登山道をさらに登っていきます。ここら辺から残雪がちらほらと見えてきます。雲と雲の間にいることがわかります。

途中、完全に雲の中に入ってしまいました。雲の中は非情に冷たく、ジャケットがないと体が冷えてしまいます。

雲を抜けると再び山小屋が見えてきました。

標高3350メートル、本八合目に到着

途中「ここは本八合目」との看板。本八合目とは英語をみると「Origianl 8th Station」となっているので、どうやら昔はここが八合目で、その後八合目の位置が少し下にずれたようです。ちゃんとした日本語にすると「本来の八合目」といったところでしょうか。

山頂までのこり1.4キロメートル。

本八合目トモエ館に到着

さらに登って、本八合目トモエ館に到着です。海抜3400メートル。

休憩もそこそこに上を目指します。

途中下山道が見える

途中、左側に目を向けると、下山道を降ってくる大勢の登山客が見えました。この時間に下山しているということは、御来光を山頂で見た人たちだと思われます。

八合五勺 御来光館

八合目、本八合目に続き、今度は八合五勺です。これは英語で書かれている通り、8.5合ということ。

ここの山小屋は御来光館。その名の通り、この標高から御来光も本当によく見えるのではないかと思います。

ついに九合目が姿を表す

ついに九合目の鳥居が姿を現しました!しかし、この距離が遠い。。

あともう少しで九合目に到着です。

この九合目に入るあたりで、ついに息子が高山病に捕まりました。頭痛で苦しみ始めていましたが、ここまで来たら山頂まで行くしかありません!