2018年10月にAppleは新型のMac mini 2018を発表しました。以下、Mac mini 2018用モニターの選び方を解説しておきます。
この記事の目次
Mac mini 2018用モニターの選び方4つのポイント
ポイント1:Mac mini 2018用モニターの解像度の基本は4K!
Mac mini 2018からモニターの解像度が4K対応となりました。
公式サイトには、以下のオプションが提示されています。
- 最大3台のディスプレイ:
- Thunderbolt 3経由で接続した4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hzのディスプレイ2台と、HDMI 2.0経由で接続した4,096 x 2,160ピクセル解像度、60Hzのディスプレイ1台
- 最大2台のディスプレイ:
- Thunderbolt 3経由で接続した5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hzのディスプレイ1台と、HDMI 2.0経由で接続した4,096 x 2,160ピクセル解像度、60Hzのディスプレイ1台
3台の場合は、最大4,096 x 2,304、2台の場合は5,120 x 2,880といずれも4K対応であることが分かります。
ただ、市販の4Kモニターの解像度は軒並み3840×2160となっているため、Mac mini側のビデオ出力がオーバースペックであることは仕方がないことかもしれません。
ポイント2:モニターとの接続方法は主に3択:(1)Thunderbolt 3(2)USB-C経由でDisplayPort(3)HDMI
以下がMac mini 2018の背面となります。モニターの接続に使うのは、Thunderbolt 3(USB-C)とHDMIになります。
1)Thunderbolt 3
Mac mini 2018は、Thunderbolt 3デジタルビデオ出力に対応しています。Thunderbolt 2 とThunderbolt 3の違いですが、データ転送速度は 20Gbpsから40Gbpsに倍増しています。 具体的には以下のケーブルを使います。
2)USB-C経由でDisplayPort
USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応アダプタ(別売り)を使用して接続します。アダプタによっては、DVI、VGA出力に対応しているものもあります。
3)HDMI
HDMIケーブルを使います。
ポイント3:スピーカー内蔵
Mac mini 2018になり、本体に内蔵されていたスピーカーがなくなりました。まあ、内蔵されていたと言っても、最初の起動音くらいしか役に立たないような貧弱なものだったので、無くして正解だと僕は思いますが。
そのため、スピーカーは別売りのものをつけるか、モニターに内蔵させるかの2択になります。音にこだわりがある方は別売りでも良いのですが、デスク周りをスッキリさせたいなら、モニター内蔵が圧倒的に便利です。
ポイント4:サイズ
モニターのサイズですが、せっかく自宅で使うわけなので、大きなスクリーンで作業したいものです。最低27インチは欲しいところです。
Mac mini 2048用お勧めのモニター/ディスプレイ
4Kモニターの選択肢には色々なものがありますが、市販されている4Kモニターのほとんどの解像度は(3840×2160)となっていて、Mac mini 2018の出力に追いついていません。また、接続も、Thunderbolt 3も対応していないものがほとんどです。
全てを満たすモニター:LG UltraFine 5K Display
たった一つ、全ての要件を満たすのは、2018年11月現在ではLG UltraFine 5K Displayだけです。ただし、高いです。汗
- 27インチ
- 解像度 5,120 x 2,880
- スピーカー内蔵
- Thunderbolt 3 USB-C対応
解像度だけ妥協:BenQ EW3270U
解像度を妥協すると、ぐっと現実味が増してきます。
- 31インチ
- 解像度 3840 x 2160
- スピーカー内蔵
- Thunderbolt 3 USB-C対応
解像度も接続も妥協。コスパ重視:Acer 4K モニター
解像度や接続にこだわらない、というのであれば、エイサーの28インチモニターが最もコストパフォーマンスが良さそうです。
- 28インチ
- 解像度 3840 x 2160
- スピーカー内蔵
- HDMI対応
まとめ
以上、Mac mini 2018用モニター、ディスプレイの選び方を解説してきましたが、4Kモニターは日進月歩で次々と新しい機種が登場しています。自分に合ったモニター、ディスプレイを是非探してみてください。