コツコツと記事更新を続けること数年。このブログの記事数もようやく数百レベルに到達しました。ある時ふと、サイトを翻訳したら世界中の人に読んでもらえるんじゃないかと閃きました。
この記事の目次
まずはインターネットの利用者が使っている言語を確認
インターネットの利用者が使っている言語を確認してみました。ウィキペディア様によると、以下のようになっています。やはり英語ユーザーがトップでざっくり10億人近くのユーザーがいて、26%とトップシェアです。続いて中国語になります。
順位 | 言語 | シェア | |
---|---|---|---|
1 | 英語 | 9.5億人 | 26.30% |
2 | 中国語 | 7.5億人 | 20.80% |
3 | スペイン語 | 2.8億人 | 7.70% |
4 | アラビア語 | 1.9億人 | 4.70% |
5 | ポルトガル語 | 1.5億人 | 4.30% |
6 | 日本語 | 1.2億人 | 3.20% |
7 | マレー語 | 1.1億人 | 3.00% |
8 | ロシア語 | 1.0億人 | 2.90% |
9 | フランス語 | 1.0億人 | 2.80% |
10 | ドイツ語 | 0.8億人 | 2.30% |
11–36 | その他 | 8.0億人 | 22.10% |
2つの方法でGoogle のサービスを使ってウェブサイトを英語化(他言語化)
いろいろと調べて、2つの方法でGoogle のサービスを使ってウェブサイトを英語化(他言語化)してみることにしました。
「ウェブサイト翻訳ツール」プラグインを利用して多言語化
単純に他言語化するだけなら、Googleが「ウェブサイト翻訳ツール」と呼ばれるプラグインを提供してくれています。
使い方は簡単です。まずウェブサイト翻訳ツールのページに行き「今すぐウェブサイトに追加」ボタンを押します。
次のページで、自分のウェブサイトのURLを入力し、言語を選択します。
プラグインの設定を行います。Google アナリティクスと連携させることもできます。
コード取得ボタンを押すと、プラグインのコードを取得することができます。
取得したコードをWordpressのウェジットから追加します。
早速試してみました。確かに、言語選択のバーが表示されています。
まずは英語に切り替えてみます。
次は中国語です。すごい、ちゃんと中国語になっています。
調子に乗ってマイナーが言語も。ズールー語です。どこの言葉でしょうか。笑
「ウェブサイト翻訳ツール」プラグインを利用してもSEO効果はない
「ウェブサイト翻訳ツール」プラグインの最大の課題は、このプラグインを利用しても海外からのSEO効果は薄い、ということです。
というのも、このプラグインは自分のサイトに来た外国語を話す人に対し、動的にサイトを翻訳し、見せているだけだからです。
検索エンジンから呼び込むためには、他言語化された各ページをGoogleにインデックスしてもらい、検索結果に表示してもらう必要があります。
そこで、アナログですが、もう一つの方法になります。
「Google翻訳」を使って、ひたすらコピペ & レビューして修正
僕が思いついたのは、「Google 翻訳」を使って、ひたすらコピペ & レビューして修正する、という方法です。一応留学経験があるので、英語は書けるのですが、一文ずつ翻訳していては時間がいくらあっても足りません。そこで、「Google 翻訳」の機能を使うわけです。
サブドメインを使って別サイトを作り、画像データ等はそのまま使い、テキスト部分だけGoogle 翻訳を使って翻訳し、コピペしてきます。
1点注意点があるのは、翻訳のクオリティです。日本人の僕が見ても、どう考えてもおかしい翻訳が散見されるときが多々あります。レビューしてあまりにひどい時は手を加えるようにしています。
で、できたのがこのサイト。
この方法のメリットは、静的にサイトが作られているので、ちゃんとGoogleにインデックスされることです。まだ作ってそれほど時間がかかっていないのですが、記事数を増やして行けば、ちゃんとインデックスされると思います。
また、元のサイトを英語化した時にローカライズができることもメリットでしょう。例えば、僕の元のブログは雑記系ブログですが、上記の英語サイトでは、移植しているコンテンツは観光関連だけにして、「Japan Travel and Sightseeing Insider」という観光客向けのサイトにしてあります。
結果が出たら、またこのブログで報告したいと思います。