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脂肪腫の治療で形成外科に行ったらすぐに日帰り手術になった話

右の太ももの付け根に不思議なしこりを発見

右の太ももの付け根に不思議なしこりを発見したのは1年ほど前だった。皮のすぐ下にできて、皮膚の上からでも掴むことができる。痛みもないが、やたらと気になる。それから1年、ずっと放置していたのだが、だんだん大きくなって、とうとう2cm以上の塊になってしまった。

「まさか癌?」



病気に詳しくない僕は次第に不安になってきて、いろいろと情報を集めだしたところ、ふと友人の一人が背中にしこりができて摘出手術した、という話をしていたことを思い出した。

早速話を聞いてみると、ちょっと触らしてみろ、ということになり、太もものしこりに服の上から触ってもらうと

「これは俺と同じ病気で、脂肪腫だよ」

とのこと。さらに次のコメント。

「ほとんど良性だけど、まれに悪性の癌になることもあるらしいよ。放置しても絶対に治らないから、すぐ病院だね。」

聞くと、形成外科が行くべきところで、さらに小さい病院だと手術ができないこともあるから、総合病院に行け、とのこと。

というわけで、ある平日に休みを取って、近所の総合病院に行くことになった。

総合病院の形成外科で診断してもらうと・・

総合病院はすごく混んでいて、待つこと3時間。ようやく診察室に呼ばれた。

先生「足の付け根にしこりですね。まずはちょっとそこに横になってくれる?」

診察ベットに横になると、服の上から触っていく先生。

先生「はいはい、これね。」

1分もしないうちに診察終了。

先生「切ってみないと分からないけど。多分、脂肪腫ですね。そのまま放置してもいいけど、自然治癒もしないから、切除した方がスッキリすると思いますよ。どうします?」

僕「・・・お願いします。」

というわけで、そのまま手術日程が決まってしまった。この日は、事前検査のための採血だけして終了。それでも8,000円くらいかかった。

参考までに、以下、日本形成外科学会の脂肪腫の説明。

脂肪腫は、皮下に発生する軟部組織の腫瘍の中では最も多くみられる良性の腫瘍( できもの)です。 脂肪腫には、皮下組織に見られる浅在性脂肪腫と、筋膜下、筋肉内、筋肉間に見られる深在性脂肪腫があります。 普通は、成熟脂肪組織で構成される柔らかい単発性腫瘍ですが、稀に多発性することがあります。
日本形成外科学会

よく似たものに粉瘤(ふんりゅう)というものがあります。脂肪腫とよく似ていますが、全く違うものです。脂肪腫がその名の通り脂肪の塊であるのに対し、粉瘤は皮膚の角質や皮脂の塊です。以下、日本皮膚科学会の説明です。

アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、実は本当の脂肪の塊ではありません。 皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。
公益社団法人日本皮膚科学会

そういえば医療保険があった!でも保険会社に連絡してみると・・

帰宅後、一つ失敗したと思ったのは、手術の費用を確認し忘れたということ。診断だけで8,000円ということは、手術なんてしたらすごい金額になってしまうのではないか。かなり不安になった。

不安になってひらめいたのは、そういえば医療保険に入っていたな、ということ。僕はオリックス生命のキュアという保険に加入していたのだが、サイトをみると手術だけで10万円が下りるという。これは助かる!

と思いきや、対象になる手術の一覧をみてみても、脂肪腫の切除のようなものの記載がない。確認のためコールセンターに問い合わせてみると、

保険の人「その手術は対象外ですね。申し訳ございません。」

とのこと。毎月お金を払い続けているのに、何て保険だ!と思ったが、仕方ない。腹をくくった。

オペ当日

手術当日。2時手術開始予定だったが、不安のあまり12時半くらいに病院に到着。落ち着かないまま1時間ほどロビーで時間を過ごす。

30分前になってから、受付で手術予約をしている旨を伝えると、3階の手術の待合室に行くように指示を受けた。

待合室に行って5分くらい経つと、看護師さんがやってきて、名前を呼ばれ、ロッカーのある個室に案内された。

看護師「ではこれから手術の準備をさせて頂きますね。まずはお着替えをお願いします。」

そう言って、ガウンを渡され、下着もなにもかも全部脱いで、ガウンを羽織り、キャップをかぶせられた。

看護師「じゃあ手術室に案内しますねー。今日は第三手術室になります。」

といって、カードをかざしながら、2−3箇所のセキュリティの効いた扉を進んでいった。

到着した手術室は、まさにテレビドラマで見たとおりの空間で、手術台の上には絵に描いたような巨大なライト。部屋の周囲にはハイテクな機器がずらり。意外だったのは、上品な音楽がずっと流れていたこと。不安になる患者をリラックスさせるためだろうか。

手術台に寝るように促されるともう一人の看護師がやってきて、心電図と点滴の針を刺した。さらに、手術するところ以外の場所をタオルや専用のシートで隠していく。

14時丁度くらいに、診察してくれた先生がやってきた。

先生「ハイ、じゃあ始めます。まずは局所麻酔をしますねー。ちょっと痛いですよ。」

先生は太ももの周りに3箇所ほど麻酔の注射をしていく。これがなかなか痛い。

先生「もう麻酔は聞いているはずですが、痛かったら教えてくださいね。追加で打ちますから。じゃあ切っていきます。」

さすがに麻酔がよく効いていたのか、痛みは感じないが、切られている感覚はなんとなく分かった。タオルで頻繁に押さえたりしていたのは、血を拭くためだろう。

手術開始から15分後。

先生「取れましたよ!これです。」

ピンセットに摘んで見せてくれたのは、直径2cm超の黄色い脂肪の塊。最高に気持ち悪い。

先生「これは、一応病理検査に回しますね。」

と言って、先生は黄色い塊を液体の入った容器に入れて密封し、看護師に渡した。

その後、傷口を縫って、ガーゼをして終了。

先生「三日後に診断にもう一度きてください。それまではお風呂やシャワーは禁止です。抜糸は来週の金曜日を予定しています。」

看護師さんが心電図と点滴の針を外し、元いたロッカーに案内され、着替えてそのまま会計のためにロビーへ。30分ほどで全部終わってしまった。

会計はかなりビビったが、診断時と同じ8,000円程度でかなり拍子抜けした。なるほど、確かにこれなら保険が降りるわけもない。

薬は、痛み止め、化膿止め、胃荒れを防ぐ薬の3つを受け取って、帰宅。

傷口はさすがに初日はズキズキと痛んだが、だんだん引いてきている感じ。抜糸が楽しみです。

しかし、気になっていたしこりがなくなり、本当にスッキリしました。

ふりかえり

今回は良性でよかったですが、がんの予防は日々の生活習慣の改善がすべてです。では、何を改善するべきなのでしょうか?詳しい生活習慣の改善内容は以下の書籍に詳しく紹介されています。

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