東日本大震災から学んだ教訓

東日本大震災からもう4年が過ぎ、少しずつ当時の混乱や記憶が薄れてきつつありますが、当時、強烈な焦りを覚えたのが食料の確保です。震災後、物資の供給が滞り、スーパーから食料が消え失せたときの恐ろしさは今でも鮮明に覚えています。

当時の教訓から、絶対に最低でも3ヶ月分くらいは、最低限度の食料と水を確保しておくべきということを学びました。特に、小さな子供たちがいる我が家では、家族全国分の量を確保する必要があります。

しかし、言うは易し行うは難しというのがこのテーマ。大体我が家の様な6人家族では、3ヶ月分の米は60キロくらいないといけませんし、水に至っては、1人1日3リットル * 6人 * 90日と計算すると、1620リットルが必要な計算です。

何度も貯蔵を始めるものの、補充がうまくいかずに気がつけば食料がなくなっていたり、賞味期間のチェックを忘れて捨てることになったりと、散々失敗を繰り返した挙句、とうとう二つの結論に達しました。

それは、「シンプルに、そして仕組み化をしよう」ということでした。


食料貯蔵は、割り切りと絞り込みが大切

2011年の震災時、貯蔵が少ないことを実家の母に伝えたところ、日頃の準備が足りないと、真剣に諭されました。当時の母は、実家に半年分くらいの貯蔵があったと記憶しています。ちなみに母は現在でも現役の看護師です。

当時、その母から、食料貯蔵に最低限度必要なものとして、以下の3つを教えて貰いました。それは、米、水、そして味噌の3つです。この3つで、水分、炭水化物、塩分、たんぱく質を摂取することができ、緊急時にこの3つさえあれば最低限度命は繋げる、ということでした。

夫婦で話し合い、味噌は大量に持っていても消化する自信がないので、まず水と米を攻略することに決定。情報収集を開始しました。


いろいろなお米をためし、ついにアイリスオーヤマの生鮮米と出会う

お米はいろいろなチャネルで購入できる訳ですが、我が家では、まずスーパーで購入したお米や、農家から直接購入する30キロ単位の袋を試しました。

しかし、これらのお米は酸化という問題があり、やめてしまいました。酸化とは空気中の酸素に触れることで起こる化学反応ですが、実はスーパーで売っているお米は密封されてはおらず、空気抜きの小さな穴が開いてます。また、農家から購入するお米も、白米の場合はでっかい袋に入っているものを開けて使うため、常に空気に触れています。つまり、鮮度が常に落ち続けているわけです。

次に試したのは、コストコで売っていた、2キロ単位で真空パックされた玄米です。真空パックなので、これなら酸化の問題はありません。また単位が2キロというのも魅力でした。しかし、このお米も今は食べていません。理由は二つで、精米するのが面倒だったのと、味が不味かったからです。貯蔵というのはローテションが命なわけで、進んで食べたくない、という時点でアウトなわけです。

アイリスオーヤマの生鮮米と出会ったのも、やはりコストコでした。幕張店に行った時に、期間限定の試食会をしていたのです。いろいろと説明を聞いて、すっかり気にいってしまいました。


アイリスオーヤマの生鮮米とは何か?また、何が凄いのか?

アイリスオーヤマの生鮮米が何が凄いのか、食料貯蔵をする上でのメリットを説明したいと思います。

賞味期限が明記されている!

これは本当に衝撃です。どういうわけか、市販の他のお米には、賞味期限がどこにも明記されていないのですが、アイリスオーヤマの生鮮米にはちゃんと賞味期限が明記されています。これは、貯蔵をする上で本当に役立ちます。

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密封された高気密パックを使用

アイリスの生鮮米は、精米したてのお米を脱酸素剤と窒素入りの高気密パックに入れられているので、酸化によって鮮度が落ちる心配がありません。

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なんと言っても美味しい!

東北、北海道のブランド米をさらに厳選し、一等米だけを使用しています。この生鮮米シリーズは、ゆめぴりか、つや姫、あきたこまち、ひとめぼれ、ななつぼし、ササニシキなどいろいろな種類があります。我が家は、主に宮城県産つや姫を食べています。


Amazonの定期便でアイリスの生鮮米と水を購入し、自動化を実現!

アイリスの生鮮米はいろいろな販売ルートがありますが、Amazonでも購入することができます。Amazonには、定期便なるサービスがあり、このサービスを使うと、毎月、一定の数の商品が自動的に届きます。このサービスを使うことで、勝手に食料貯蔵の仕組みが完成します。なお、Amazonは定期お得便を使うと、10%ほどのディスカウントが適用されるようです。

我が家は、毎月15キロくらいお米を食べますが、20キロを自動配送することで、毎月5キロが勝手に貯蓄されていきます。10ヶ月ほど続けて、今50〜60キロの貯蓄ができています。目標は120キロで、目標値までたまったら、少しオーダー数を落とし、ローテーション体勢に入る予定です。

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まとめ

今回は、我が家で実践している、アイリスの生鮮米 × Amazon定期お得便 による自動食料貯蔵の紹介でした。ご興味をもたれたようなら、まずは5品種食べ比べセットでも注文してみて、アイリスのお米を気に入るかどうか確認されたら如何でしょうか。品種食べ比べセットは、秋田県産あきたこまち 宮城県産ひとめぼれ 新潟県産こしひかり 山形産つや姫 北海道産ゆめぴりかの5種類のお米を食べ比べすることができます。毎日無理なく食べ続けられる。これが貯蔵で最も大切なスタートラインになると思います。


生鮮米 【厳選】 5品種食べ比べセット (秋田県産あきたこまち 宮城県産ひとめぼれ 新潟県産こしひかり 山形産つや姫 北海道産ゆめぴりか) 各450g×5袋 白米