鋸山と鋸山日本寺とは
千葉県に住んでいるなら、是非一度行きたいのが、鋸山（のこぎりやま）です。房総半島の南部、千葉県安房郡鋸南町と富津市の境に位置する山で、標高329メートルという、何とも低い山ですが、なかなかの絶景が楽しめる観光スポットです。実は、この鋸山は、日本寺という、約1300年前に聖武天皇の勅詔を受けて、行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所と一体になっている観光地でもあります。
何年も行ってみたいと思っていましたが、ようやく先日友人家族と一緒に行くことが出来ました。お目当ては、もちろん有名な地獄覗きです。
鋸山山頂までのアクセス方法
鋸山の地獄覗きまで辿り着くためには、いくつか方法があります。有名なのは、ロープウィエイを使って上まで行く方法で、これが一番簡単です。次に、有料の登山自動車道を使って、山頂駐車場を使う方法です。この二つはいずれにせよお金がかかってしまいますが、実は、日本寺の東側に無料駐車場があり、そこからハイキングを楽しむことができるのです。
連休の時期は激混みする、という話だったので、かなり振り切って、朝の5時に自宅を出発し、7時に現地に到着。9時半頃にまた戻ってくる訳ですが、その時には50台ある駐車スペースは満車になり、道路まで車が溢れていました。さらにいうと、帰る時、下の道に降りて金谷港まで戻ってみると、ロープウェイ入り口から超渋滞！高速出口まで延々と渋滞が続いていました。連休に９時以降に現地に到着するのはもう遅すぎると覚えておきましょう。
鋸山日本寺のハイキング
7時到着しても、8時までは入れてもらえません。この日は、10分くらい前に開けてくれました。
ここで拝観料を支払います。どこから上っても、結局拝観料は支払うことになります。料金は大人600円、子供400円です。
この日本寺のハイキングは、いうなれば、ひたすら階段を上り続けるハイキングです。よく作ったと思いますが、この寺は、山頂へ向かう山の斜面をひたすら削って、階段を整備して作られています。
山頂までの道には、有名な大仏をはじめ、仏像がいろいろと並んでいて飽きさせません。
このように、岩をくり抜いた道もあります。
上る、上る、ひたすら階段を上ります。
山頂までは30分ほどです。でも、結構疲れました。苦笑
山頂からは、なかなかの絶景が見渡せます。金谷港から久里浜に向かうフェリーが見えます。三浦半島が見えるとは思いませんでした。こうして見ると、結構近いものです。
下を覗くと、足がすくむような光景が。飛び降りたら、間違いなく死にますね。
地獄覗きは、そこに立ってみるとあまりよく分かりませんが、反対側から見ると、その恐ろしさがよく分かります。この柵を作った人達はさそかし恐ろしかったことでしょう。
地獄覗きの下には、巨大な観音像があります。子供達は、このエリアが仮面ライダーガイムのヘルへイムの森に似ているといって、はしゃいでいました。
帰りは、別のルートから、ひらすら階段を下って行きます。さすがに帰り道は速くて、15分くらいで降りることができます。
最後に、見逃していた寺を見て終了。