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先日、ある記事を読んでいたら面白い引用を見つけた。

裕福な人の家には大きな本棚があり
貧しい人の家には大きなテレビがある
ブライアン・トレーシー

この引用が教えてくれる通り、子供が本好きになるメリットは計り知れないが、その入り口は、親による本の読み聞かせだと思う。

そのため、子供が4人いる我が家でも、可能な限り小さいころに本の読み聞かせをしてきた(つもり)だ。

その努力(?)の効果があってかどうか、少なくとも現時点では、本嫌いや勉強嫌いにはなっていないと思われる。

以下は、過去10年に及ぶ子供への読み聞かせをしてきた中で、個人的に実感している、メリットと効果だ。

子供とのスキンシップの時間になる

大抵、子供に読み聞かせをするときは、膝の上に子供を乗せて、本を読んであげることになる。

お互いのぬくもりを感じながら、ゆっくりとした時間を過ごせるのは、素晴らしいことだと思う。

普段、触れない日本語に触れることができる

大人であれ、子供であれ、通常の人が話す日本語の幅というのは限られているもの。多くの場合は、同じような言い回しや単語を繰り返し、使っているに過ぎない。

新しい絵本を読むことで、普段触れない日本語や単語に触れさせてあげることができる。

子供が本好きになる

毎日、子供に読み聞かせをすることで、日々の読書が子供の習慣になる可能性が高まります。

我が家では、8時に寝室に行くルールになっていますが、8時から9時までは寝室で、自由な読書が許されていますが、小学生の子供達は、自分の好きな本をベットで読んで楽しんでいます。

繰り返し同じ本を読むことで、子供が安心する

これは、僕が受験生の頃に、英文読解の問題で出てきた内容で、今でもよく覚えているポイントです。

簡単に内容を説明すると、大人と異なり、子供は同じ内容の本を何度も読みたがる傾向があり、それは、筋書きが分かる物語に何度も触れることで、子供が安心感を得たいからだ、ということです。

これは、確かにそういう傾向があるかな、と親になって僕も感じています。