ハワイ旅行では色々なオプショナルツアーがありますが、その中でも断トツにお勧めなのが、ポリネシアカルチャーセンターです。




ポリネシアカルチャーセンターって何?

ポリネシアカルチャーセンターは、ハワイ、トンガ、フィジー、ニュージーランド、サモアポリネシアの6つの村のショーやアクティビティを体験できるテーマパークです。東京ドーム約3個分の空間に伝統のダンス、音楽、フードなど色々な要素を楽しめる場所になっています。

ツアーは事前に申し込んでおく

ポリネシアカルチャーセンターの申し込みですが、ちゃんと日本語のサイトがあり、そこから5種類のチケットを購入できます。事前に申し込んでおくメリットは、10%割引になることです。値段によって、ツアーのサイズや食べ放題のランク、ナイトショーの席などが代わります。値段はかなり高いです。僕は色々と迷った挙句、アンバサダーデラックスに申し込みました。

ポリネシアカルチャーセンターの場所と行き方

ポリネシアカルチャーセンターの場所ですが、この施設はハワイの北、ライエという町にあります。車でなら、空港から1時間ほど。今回我々はレンタカーの旅なので、空港から直接ライエに向かいました。

なお、バス送迎付きパッケージをご利用の場合は、ワイキキの宿泊ホテル、もしくは最寄のホテルまで、日本語エスコートが同乗する送迎バスが来てくれます。こちらの方が気楽でいいかもしれません。こちらの値段は一人25ドルです。

もっと安く行きたいなら、現地のバスを使うこともできます。ちょっと調べてみたところ、ルート55でアラモアナセンターからポリネシアカルチャーセンターまで行くことができます。ただ、この場合、ナイトショーが終わった後バスがなくなるようなので、このオプションはそのままライエに滞在する人向けかもしれません。

ポリネシアカルチャーセンターのツアーへGO!

入場からガイドとの合流まで

ポリネシアカルチャーセンターに到着したら、チケットを受け取りに行き、その後控え室で待機。ここでツアーガイドを待ちます。

今回は、こちらが急に日本語ガイドへの変更をお願いしたため、ここで少し待機して、別の日本語ガイドツアーに合流させてもらえることになりました。

ショッピングスポットを歩いていると、ココナツを売っていたおじさんがまさかの無料でくれました。すごい珍しいそうです。購入する場合は500円くらいらしいです。

入り口はこんな感じ。

水上ダンス

まず見たのはカヌーの上でのダンス。もう気分は南国です。

この後、ようやく日本語のツアーグループに合流。Satoshiさんという日本人の方が担当してくれました。最初にもらったのがこの首飾り。昔は王様だけがつけることを許されたものらしいです。

子供達は匂いをクンクン嗅いで、「これウ●コの匂いがする!」と言って喜んで(?)いました。そんなわけないと思いますが、花粉症で鼻が効かない僕に確かめる術はありません。ワイキキに行くと500円くらいで売っていました。

余談になりますが、このポリネシアカルチャーセンターでは日本人のスタッフをよく見かけますが、皆、隣接するブリガムヤング大学の学生さんです。話を聞くと週3くらいで午後はここで働いて、奨学金を得ているそうです。

サモア村のパフォーマンス

次に見たのがサモア村のパフォーマンス。これは写真ではなかなか伝わらないのですが、観客参加型でかなり面白い。ランダムに観光客が呼ばれて、ダンスやドラムなどの真似をするよう求められるのだが、大いに盛り上がりました。

日本語ツアーの場合は、通訳をしてくれるので安心です。

火おこし体験

次は火おこし体験。息子にとってはこれがすごく面白かったようです。

仕組みは簡単で、木の溝に棒を擦り付けて火を起こす、というものですが、こんなんで本当に火が付くのかと思いきや、実際にやってみると、木と木が擦れて木屑が出て、煙が上がるところまでできました。

ちょっと写真が小さいですが、横にいた外人の男の人は、ついに火がつくところまで行きました。小さな赤い点がポウッとついたら、あとはこの火を大きくするだけとのことです。

兵士の武器を体験

次は、ポリネシアの兵士が使ったという武器です。紐の先に砂が入った袋があり、これを振り回す、というもの。実際には石が入っていたようで、恐ろしい武器です。ガイドの指示に従って色々なパターンで振り回すのですが、これが結構難しい。子供達にとっては簡単だったようです。

入れ墨体験

なんちゃって入れ墨体験もできます。王様、将軍、お姫様など色々な立場を表す入れ墨スタンプを体のどこかに押してもらえます。お風呂で簡単に落ちるので安心です。

タロ芋の試食

ここで作っているタロ芋の試食もできます。タロ芋はポリネシアなどの島々で主食として食べられてきた芋で、日本ではミズイモと呼ばれ、奄美大島などでも栽培されているそうです。土で育てると1年かかりますが、田んぼのようにして育てると半年で育つとのこと。

水上カヌー

カヌーに乗ることもできます。カヌーは先頭に1名、後方に2名のガイドがつき、後方のガイドが棒で押して行く、というもの。ガイドは器用に船の上を移動して、様々なポイントの案内をしてくれます。

ゆったりとカヌーは進んで行きます。

途中、モヤイ像も見ました。頭の上に乗っているのは何でしょう? ツアーに参加すれば教えてもらえます。

圧巻のハワイアンジャーニー

ツアーの中で僕がもっとも感動したのがこのハワイアンジャーニー。中の写真は禁止されているのでありませんが、巨大スクリーンでハワイの大自然を満喫できる15分の映像です。これには度肝を抜かれました。水とか飛んできます。これはもう一度見たいです。

ルアウのビュッフェ

この後、レストランに案内され、ここでガイドとはお別れです。僕らは手違いで申し込んだものと違うレストランに連れて行かれたのですが、大して気にせずそのまま楽しみました。

ルアウというビュッフェですが、美味しいお肉をたくさんいただきました。

ナイトショーまでの時間は隣接する大学と神殿のプチツアーに参加できる

ナイトショーが始まるまでの時間は、隣接する大学と神殿のプチツアーに参加できます。ユタとアイダホから来たというボランティア宣教師として働くモルモン教会のシスターが案内してくれました。

5分くらい走ると、ライエ神殿という建物の前で降ろしてくれて、20分ほど時間が散策する時間がありました。時間的に、ちょうど建物ライトアップが始まり、かつ夕日が落ちるタイミング。あまりの美しさに息を飲みました。iPhoneの写真では伝わらないのが残念。

この建物は、隣接するブリガムヤング大学とポリネシアカルチャーセンターを運営する末日聖徒イエス・キリスト教会の建物で、結婚式とか亡くなった先祖の供養とかをする建物です。会員でないとこの建物の中には入れませんが、目の前まで行くことができます。

同じバスに乗っていたカップルが写真を撮ってもらっていましたが、ロマンチックな写真が撮れると思います。

ファイアーダンスが最大の見所のナイトショー

7時過ぎにポリネシアカルチャーセンターに戻り、ナイトショーを楽しみました。ショーの間は撮影は禁止されているので、以下の写真は終了後です。

ショーは、生まれた子供が6つの島を回りながら成長し、一人の男になって行くもので、最後の30分のファイアーダンスが最大の見所です。

まとめ

このポリネシアカルチャーセンターは、今回のハワイ旅行の観光の目玉の一つでしたが大正解。三日間の滞在期間中、まさかの最初の二日が寒くてたまらないという気温。海で泳ぐのが難しかったため、陸で楽しめるこのツアーに申し込んで置いて本当によかったです。

しかし、この施設のほとんどのスタッフはブリガムヤング大学の学生ということですが、パフォーマンスのレベルに驚きました。ナイトショーでも、一糸乱れぬダンス、特にファイヤーファイヤーダンスでは、両端に火がついたファイヤースティックを遠くの人に投げて受け渡しするシーンも度々出てくるのですが、全てノーミスで成功するなど、大学生のパフォーマンスとは思えません。

ハワイに来たら、1日は割く価値があるスポットだと思います。

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