ジョーシン松戸店がトイザらスの向かいにオープン

2017年6月30日、6号沿いの松戸市八ケ崎ジョーシン松戸店がオープンしました。早速オープン初日に子供達と視察に行ってきました。

ジョーシンは、2017年時点の家電量販店のシェアでは第6位で、売上3700億円くらい。トップのヤマダ電機が1兆5000億くらいの規模なので、4分の一くらいの大きさだと思えば良いかと思います。



このジョーシン松戸店がいやらしいのは、目の前にトイザらスがあることです。ジョーシン松戸店は少なくないスペースを玩具コーナーに割いていて、玩具については、完全にトイザらスとぶつかります。

普通、後発で同じ事業をぶつける時は、必ず勝算がある時だけです。トイザらスとの違いに注目しながら、ジョーシン松戸店の玩具コーナーの特徴を考えてみたいと思います。

ジョーシンは楽天ポイントと提携している

まず、ポイントです。ジョーシンは楽天ポイントと提携しています。ここはトイザらスのポイントよりもずっと利便性が高いのではないかと思います。楽天ポイントをもらうには、楽天カード等を事前に持っておく必要があります。ポイントは200円で1ポイントがつきます。

キッズランドは売上448億円で全カテゴリでトップ

で、ここがジョーシンの玩具売り場、キッズランドです。「おもちゃ2割引」のサインボードが見えます。すべてのおもちゃが2割引になっている訳ではないと思いますが、概ね安い。客の立場からすると嬉しい話です。トイザらスに同じ商品があったら、値下げせざるを得ないでしょう。

当初僕は、家電量販店のおもちゃは白物家電やパソコンなどを売るための客寄せパンダのような位置づけかと思っていましたが、ジョーシンの品種別売上高をみると、意外や意外、売上448億円、構成比率12%と、全カテゴリでトップの売上となっています。

キッズランドで最もアツいのがゲームコーナー

おもちゃコーナーで最もスペースを割いていたのはやはりゲームコーナー。特にNitendo Switchが熱い。

スプラトゥーン2もオンラインよりも安い金額で売っています。

長男が欲しがっているモンスターハンターダブルクロスの予約も可能。長男君によると、モンスターハンターダブルクロスはNitendo 3DS版がすでに販売されていますが、Nintendo Switch版では新しい武器や動きが追加され、パワーアップされているそうです。

で、これはトイザらスが絶対に真似できないことだと思いますが、ジョーシンは中古ソフトを取り扱っています。大人気のゼルダの伝説も中古で出ていました。中古ソフトはうまく仕入れて販売できれば、新品よりもずっと利益率が良いことがあります。

一時期友人と遊んだカタンもありました。これはネットの方が安いようです。

まとめ

まあ、本当にいろいろな種類のおもちゃがトイザらスとぶつかるので、そこは仁義なき戦いがこれから始まることかと思います。

逆に、トイザらスの活路はやはりジョーシンが取り扱わない商品で勝負することになるかと思います。具体的にはベビザラスの各商品、自転車などの大型のおもちゃ、お菓子などでしょうか。松戸市民としては、なんとかうまく共存してもらいたいところです。