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絵本を自分で読もうとしなかった6歳の息子が、自分から読むようになった3つのポイント

全ての学力の基礎、それは読書です。間違いありません。良書を多読することで、様々な知識と知恵を身につけ、深い思考力を身につけることができます。

子供を持つ親として、子供を読書好きにしたいと思っている人は多いのではないかと思います。我が家もそう思う家族です。そのため、「毎月1冊好きな本を本屋で購入していいよ」という制度を作り、毎月5000円ほどを投資し続けています。

この制度が見事に花開いたのが次男で、小学4年にして、驚くほどの活字中毒者になってしまいました。文字だけの本を年中読み続けています。集中力もすごくて、本を読んでいると声をかけても全く反応しません。いろんな本を読んで知識を溜め込むので、今では我が家の雑学王と呼ばれています。

一方長男は制度を使って選ぶ本は漫画ばかりです。漫画に関しては、サバイバルシリーズや歴史漫画など、教育漫画のみ許可しています。それでも、読むだけマシと言えます。

全く反応しなかったのが三男。幼稚園生の三男は文字だけの本はもちろん、漫画も読めないので、毎回絵本を選ぶのですが、家に帰っても買った絵本を全く自分で読もうとしません。
「折角買ったので、もったいないから読みなさい」
と言っても
「面倒くさい」
と言って読もうとしません。ひらがな、カタカナは読めるには読めるのですが、スラスラ読めないのが嫌なのか、面倒くさがるのです。いろいろと試行錯誤したところ、最近ようやく自分で読むようになりました。以下、試行錯誤して効果があった3つのポイントです。

ポイント1)指で読んでいるところをなぞりながら、毎晩の読み聞かせをする

読み聞かせはやっていましたが、まずこれを毎晩やるようにしました。読み聞かせに使ったのが、大どろぼうホッツェンプロッツ(全3巻)シリーズです。この本は、僕が小学低学年の時に母が毎晩読んでくれた懐かしい本なのですが、絵本と違ってある程度のボリュームがあるため、1章ずつ読んで聞かせることができます。

今までは単なる読み聞かせをしていたのですが、ふと思いついて、三男を膝の上に乗せ、指で読んでいるところをなぞるようにしました。この方法が効果的だと思ったのは、読み聞かせだけだと耳を使って内容を追う訳ですが、指でなぞることで、視覚を通しても内容を追うことができるということです。これを続けていると、文字だけのページでも息子は目で文字を追うようになってきました。

ポイント2)絵本を一緒に音読する

次のポイントは、絵本を子供と一緒に音読することです。子供に勝手に読ませると、読みきれない部分や正しく発音しきれない部分が出てきます。例えば、「は」を「わ」と読む部分や、ちょっと長いカタカナなどです。一緒にゆっくりと声を出して読むことで、1語ずつ正しい読み方を学ぶことができます。一度一冊全てを読みきって正しい読み方が分かったら、二度目は自信を持って読むことができます。

ポイント3)褒める。とにかく褒める。

最後のポイントは褒めることです。褒めることで、成功体験だと認識させてあげることができます。

そして三男は自分で絵本を読むようになった

驚いたことに上の3つのポイントによって、息子が寝る前に自分でも本を読むようになりました。以下は、息子のお気に入りになったおおきなかぼちゃです。

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