最終回の視聴率が42.2%を叩き出した2013年のお化けドラマ、半沢直樹。あれからもう四年も経つのにまだ続編が制作されません。

あらすじのおさらい

ドラマは一部と二部に分かれていて一部は『オレたちバブル入行組 』が元になった大阪西支店編、二部は『オレたち花のバブル組 』が元になった東京本店編になっています。

大阪西支店編では、上司にハメられそうになった半沢直樹が融資された5億円を取り戻すために奮闘する話で、東京本店編は東京本店の第二営業部の次長として栄転した半沢直樹が大田和常務が関わる不正と戦う、と言う話です。

最終的に大田和常務に不正を認めさせたものの、最後のシーンでは、頭取の中野渡に呼び出され、昇進するかと思ったところが一転、子会社の証券会社に出向を命じられる、と言う終り方でした。

半沢直樹を観ていた人は分かる通り、銀行マンにとって出向を命じれる、ということは出世レースから外れることを意味しているようで、予断を許さない状況でドラマは終わっています。

続編原作「ロスジェネの逆襲」とは

このドラマ半沢直樹の続編の原作が「ロスジェネの逆襲」です。

この次の話もすでに出版されていますが、IT業界で働いていた僕個人としては、このロスジェネの逆襲が最も好きです。

ロスジェネ、というのはロストジェネレーションの略で、970年~1982年生まれ、1993年から2005年の就職氷河期に就職活動をすることになった、まさに僕の世代です。

半沢直樹の部下や、今回の舞台で登場する東京スパイラルの社長など、ロストジェネレーション世代のキーパーソンを中心に、話が進んでいきます。

続編原作「ロスジェネの逆襲」のあらすじ

半沢直樹が東京セントラル証券に出向後、電脳雑伎集団の平山社長夫妻が、東京スパイラルを買収し、その上でアドバイザーになってもらいたいと申し入れてくる。

しかし、部下の裏切りにより、アドバイザー契約破棄という事態が起こり、いろいろ調べるうちに、銀行の証券営業部がこの案件を横取りした事実を知る。事実を知った半沢の口からはこのシリーズの名言が。

「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」

やがて、半沢と森山はこの買収劇の裏に隠された真実を知ることとなる。。という話です。

何度も読み返したい「ロスジェネの逆襲」の名言

「ロスジェネの逆襲」のラストで半沢が部下に話す言葉があるのですが、僕はこの部分が好きで、折を見ては何度も読み返しています。

「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、その中も腐る」

本当に含蓄に富んだ言葉だと思います。

早く、ドラマでこの言葉を話す半沢直樹を観たいものです。